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J-GLOBAL ID：200902287810757840   整理番号：09A0524988

チタン(IV)-ポルフィリン試薬と過酸化水素の反応の紫外-可視スペクトル解析

Ultraviolet-Visible Spectral Analysis for the Reaction of Hydrogen Peroxide with a Titanium(IV)-Porphyrin Reagent

著者 (2件)： TAKAMURA Kiyoko (Tokyo Univ. Pharmacy and Life Sci., Tokyo, JPN) ,  MATSUMOTO Takatoshi (Tohoku Univ., Sendai, JPN)
資料名： Applied Spectroscopy  (Applied Spectroscopy)
巻： 63  号： 5  ページ： 579-584  発行年： 2009年05月 
JST資料番号： A0429A  ISSN： 0003-7028  CODEN： APSPA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 過酸化水素の高感度で選択的な吸光分光分析用試薬として開発されたオキソ[5,10,15,20-テトラ(4-ピリジル)ポルフィリナート]チタン(IV)錯体(TiO(tpyp))及び反応生成物の紫外-可視スペクトルをZerner法による理論計算に基づいて模擬し,その反応機構を再検討した。試薬及び過酸化水素の添加によって生成する432nmおよび450nmの新規な吸収ピークは,それぞれプロトン化したTiO(tpyp)錯体の水分子付加型構造及びペルオキソTiO(tpyp)錯体と帰属された。プロトン化したTiO(tpyp)錯体への水分子の付加は極大吸収波長に影響を及ぼすことを明らかにした。以前に提案した反応機構を本報で修正した。本研究の結果は実験とよく一致した。

シソーラス用語： *過酸化水素 ,  *紫外可視吸収スペクトル ,  オキソ錯体 ,  ペルオキソ錯体 ,  *チタン錯体 ,  反応機構 ,  INDO法 ,  アクア錯体 ,  スペクトルシミュレーション ,  スペクトル解析 ,  *発色試薬 ,  プロトン化
準シソーラス用語： ZINDO

分類 (3件)： 分析試薬  (CC02030D) ,  無機化合物の物理分析  (CC03024P) ,  第4族,第5族元素の錯体  (CE01070U)

物質索引 (1件)： テトラキス(4-ピリジル)ポルフィリン

タイトルに関連する用語 (6件)： チタン ,  ポルフィリン ,  試薬 ,  過酸化水素 ,  可視スペクトル ,  解析