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J-GLOBAL ID：200902287832288259   整理番号：08A0772990

室温及び高温中のTRIP支援鋼における変形-変態共同機構のその場中性子回折調査

In situ neutron diffraction investigation of the collaborative deformation-transformation mechanism in TRIP-assisted steels at room and elevated temperatures

著者 (5件)： MURANSKY O. (ANSTO, Inst. of Materials and Engineering Sci., PMB1, Menai 2234, NSW, AUS) ,  MURANSKY O. (Nuclear Physics Inst. v.v.i, 250 68 Rez, CZE) ,  SITTNER P. (Inst. of Physics v.v.i, Na Slovance 2, 182 21 Prague, CZE) ,  ZRNIK J. (COMTES FHT, Lobozska E981, 326 00 Plzen, CZE) ,  OLIVER E.c. (ISIS Facility, STFC Rutherford Appleton Lab., Chilton, Didcot OX11 0QK, GBR)
資料名： Acta Materialia  (Acta Materialia)
巻： 56  号： 14  ページ： 3367-3379  発行年： 2008年08月 
JST資料番号： A0316A  ISSN： 1359-6454  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 異なる加工熱制御プロセシング(TMCP)条件によりわずかに異なる微細組織を持つ2種類の変態誘起塑性(TRIP)支援鋼の変形挙動を室温及び2水準(50°C及び100°C)の高温で引張試験を行い,中性子回折法でその場調査した。TRIP変形機構の基本的特徴は,降伏点において著しい応力再分配が起こることである。付与した引張荷重は,残留オーステナイトがフェライト-ベイナイトαマトリックスよりもはるかに大きな荷重を支えるような,複雑なTRIP鋼微細組織内で応力再分配が起こった。鋼の巨視的な降伏は,オーステナイト相内のオーステナイト→マルテンサイト変態及びαマトリックス内の塑性変形の同時協力活動により起こった。体積率は小さいが,αマトリックス中に分散したマルテンサイト的に変態した残留オーステナイトが,TRIP支援鋼の塑性変形を支配すると結論付けられる。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 中性子回折 ,  *TRIP鋼 ,  室温 ,  昇温 ,  降伏点 ,  体積率 ,  加工熱処理 ,  金属組織 ,  引張荷重 ,  残留オーステナイト ,  フェライト組織 ,  ベイナイト ,  応力分布 ,  マルテンサイト変態 ,  マトリックス【母体】 ,  *塑性変形 ,  *相変態 ,  組織
準シソーラス用語： 微細組織

分類 (3件)： 変態組織,加工組織  (WB01030N) ,  機械的性質  (WB02030U) ,  金属相変態  (CB03020W)

タイトルに関連する用語 (7件)： 室温 ,  TRIP ,  支援 ,  変態 ,  共同 ,  中性子回折 ,  調査