抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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東京理科大学機械工学科では野田市教育委員会と連携して,平成18年度に「メカトロニクスの基礎を学ぼう」という小学校低学年向け出張講義を行った。日ごろあまり意識しないで経験している「摩擦」現象について考えさせることを目的とした。授業内容は摩擦の重要性に関する講義と摩擦による力伝達のグループ実験である。大学院生がティーチングアシスタントとして授業を補助し,6名程度のグループに分かれて実験・実習を中心に行った。授業終了後,参加者に対して行ったアンケート項目とその結果および代表的なコメントを示した。摩擦による力伝達の違いを理解する授業であったが,人間の摩擦に対する感性についての知見を得たことは非常に有意義であった。