文献
J-GLOBAL ID:200902287879507382   整理番号:08A0617559

CXCR2受容体を介したケモカインシグナル伝達は老化を強化する

Chemokine Signaling via the CXCR2 Receptor Reinforces Senescence
著者 (16件):
資料名:
巻: 133  号:ページ: 1006-1018  発行年: 2008年06月13日 
JST資料番号: A0707B  ISSN: 0092-8674  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
細胞は,テロメア浸食,DNA損傷,発癌シグナル伝達など様々な細胞ストレスに応答して,安定的増殖停止状態でありin vivoにて悪性形質転換に対する障壁として働く老化に入る。細胞老化を制御する遺伝子を同定するため,我々は初代ヒト繊維芽細胞の寿命を延長する低分子ヘアピンRNAの非バイアススクリーニングを施行した。ここに,我々はケモカイン受容体CXCR2(IL8RB)のノックダウンが複製的老化および癌遺伝子誘発性細胞老化(OIS)を共に軽減し,DNA損傷応答を減少させることを報告する。逆に,CXCR2の異所的発現はp53依存性機構を介した細胞の早期老化に帰結する。OISを受ける細胞は,NF-κB及びC/EBPβ転写因子に制御されるプログラムにて複数のCXCR2結合サイトカインを分泌し,協調的にCXCR2の発現を誘導する。CXCR2の上方制御はまたin vivo新生物発生前病変部にもみとめられる。これら結果から老化細胞が,CXCR2結合サイトカインが増殖停止を強化する自己増幅性分泌ネットワークを活性化することが示唆される。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞分裂・増殖  ,  発癌機序・因子 

前のページに戻る