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J-GLOBAL ID：200902288031627333   整理番号：08A0557465

イミダゾール基を有するπ-共役ポリマーの電気化学的調製およびそのpH-応答官能性

Electrochemical Preparation of a π-Conjugated Polymer Having Imidazole Group and Its pH-Responsive Functionality

著者 (4件)： TOBA Masaya (Nara Inst. Sci. and Technol., Nara, JPN) ,  TERASHIMA Takashi (Nara Inst. Sci. and Technol., Nara, JPN) ,  NAKASHIMA Takuya (Nara Inst. Sci. and Technol., Nara, JPN) ,  KAWAI Tsuyoshi (Nara Inst. Sci. and Technol., Nara, JPN)
資料名： Japanese Journal of Applied Physics  (Japanese Journal of Applied Physics)
巻： 47  号： 2 Issue 2  ページ： 1371-1373  発行年： 2008年02月25日 
JST資料番号： G0520B  ISSN： 0021-4922  CODEN： JJAPB6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： モノマー2,5-ジ(2,2’-ビチオフェン-5-yl)-1-メチルイミダゾール(4TMI)を合成し,電気重合によってポリ(4TMI),ポリ(4TMI-co-ビチオフェン)(P4TMIB),ポリ[4TMI-co-(3-オクチルチオフェン)](P4TMIO)のランダムコポリマーも合成した。トリフルオロ酢酸(TFA)による4TMIへのプロトン化によってπ-π^*遷移の吸収スペクトルが373から361nmへシフトされることが結果として生じた。しかしながらポリマーの吸収スペクトルはシフトしなかった。サイクリックボルタンメトリー中でのポリマーのドーピング-脱ドーピングポテンシャルがTFA添加によって正にシフトし,アミンによって負にシフトされた。プロトン化イミダゾールユニットの共鳴構造中での寄与の度合いがモノマーとポリマー間で異なった。P4TMIOはクロロホルム中でゲル特性を示し,TFAの添加によって体積が減少し収縮率は6.7であった。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *共役 ,  *重合体 ,  *電解合成 ,  調製 ,  pH【水素イオン指数】 ,  官能化 ,  単量体 ,  プロトン化 ,  吸収スペクトル ,  サイクリックボルタンメトリー ,  ドーピング ,  アミン ,  ゲル ,  収縮 ,  窒素複素環化合物 ,  脂肪族カルボン酸 ,  脂肪族フッ素化合物 ,  脂肪族塩素化合物 ,  トリハロメタン

分類 (2件)： 重合反応一般  (CG04010H) ,  電気化学反応  (CB07050F)

物質索引 (3件)： イミダゾール ,  トリフルオロ酢酸 ,  クロロホルム

引用文献 (23件)：

• L. Lu and S. A. Jenekhe: Macromolecules 34(2001)6249.
• H. Goto, Y. Okamoto, and E. Yahsima: Macromolecules 35(2002)4590.
• G. A. Sotzing and K. H. Lee: Macromolecules 35(2002)7281.
• T. M. Swager: Acc. Chem. Res.31(1998)201.
• T. Kawai, Y. Nakashima, and M. Irie: Adv. Mater.17(2005)309.

タイトルに関連する用語 (7件)： イミダゾール ,  共役ポリマー ,  電気化学 ,  調製 ,  pH ,  応答 ,  官能性