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J-GLOBAL ID：200902288147574750   整理番号：08A0904594

ナノ粒子療法:がんの新しい治療法

Nanoparticle therapeutics: an emerging treatment modality for cancer

著者 (3件)： DAVIS Mark E. (California Inst. of Technol., California, USA) ,  CHEN Zhuo (Emory School of Medicine, Georgia, USA) ,  SHIN Dong M. (Emory School of Medicine, Georgia, USA)
資料名： Nature Reviews. Drug Discovery  (Nature Reviews. Drug Discovery)
巻： 7  号： 9  ページ： 771-782  発行年： 2008年09月 
JST資料番号： W1376A  ISSN： 1474-1776  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ナノ粒子とは,粒径が1~100nmの粒子のことをいい,がん治療薬の1つとして認識されつつある。ナノ粒子はがんを標的として局在化し,細胞内に取り込まれやすい性質のため,初期の臨床結果では,ナノ粒子療法により治療効果が増大し,その一方で同時に副作用が軽減されることが示されている。本稿では,これまでの抗がん治療法とは異なるナノ粒子療法の性質について述べ,また,このような性質により,他の治療法では達成不可能とされる治療効果がどのようにして得られているのかについて述べる。また,数多くの前臨床研究が発表されているが,臨床試験に影響すると考えられる前臨床および臨床研究と,がん患者の治療が進展する可能性についても述べる。Copyright Nature Publishing Group 2008

シソーラス用語： *ナノ粒子 ,  *治療法 ,  粒径 ,  薬物 ,  *ターゲット ,  分布 ,  副作用 ,  患者 ,  臨床試験 ,  *評価
準シソーラス用語： *癌治療 ,  局在化 ,  *前臨床試験

分類 (2件)： 腫ようの実験的治療  (GE02040Y) ,  物理薬剤学  (GY01012A)

タイトルに関連する用語 (4件)： ナノ粒子 ,  療法 ,  がん ,  治療法