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J-GLOBAL ID：200902288208142572   整理番号：09A0174786

TEMPO仲介酸化により調製されたセルロースナノファイバーの透明及び高気体バリアフィルム

Transparent and High Gas Barrier Films of Cellulose Nanofibers Prepared by TEMPO-Mediated Oxidation

著者 (5件)： FUKUZUMI Hayaka (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  SAITO Tsuguyuki (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  IWATA Tadahisa (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  KUMAMOTO Yoshiaki (Kao Corp., Tochigi, JPN) ,  ISOGAI Akira (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN)
資料名： Biomacromolecules  (Biomacromolecules)
巻： 10  号： 1  ページ： 162-165  発行年： 2009年01月 
JST資料番号： W1325A  ISSN： 1525-7797  CODEN： BOMAF6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 2,2,6,6-テトラメチルピペリジン-1-オキシルラジカル(TEMPO)酸化セルロースナノファイバーについて検討した。ソフトウッド及びハードウッド漂白クラフトパルプを原料として,TEMPO仲介酸化によりセルロースナノファイバーを調製した。得られたTEMPO酸化セルロースナノファイバー(TOCN)/水分散液からろ過プロセスによりTOCNフィルムを調製した。得られたTOCNフィルムの特性を,走査電子顕微鏡(SEM)観察,原子間力顕微鏡(AFM)観察,熱重量分析(TGA),紫外可視吸収スペクトル測定,酸素透気性試験などにより評価した。検討の結果,ソフトウッドTOCNフィルムを表面被覆したポリ乳酸(PLA)フィルムは,もとのPLAフィルムに比較して酸素透気性が約1/750に低下することなどが分かった。

シソーラス用語： *ナノファイバ ,  *プラスチックフィルム ,  遮蔽 ,  電子顕微鏡観察 ,  熱重量分析 ,  紫外可視吸収スペクトル ,  透気性 ,  ガスバリヤ性 ,  酸素 ,  原子間力顕微鏡 ,  酸化 ,  *セルロース ,  透明材料 ,  クラフトパルプ ,  ポリ乳酸 ,  *バリアフィルム

分類 (2件)： 紙・紙製容器の性質・試験  (YL04020D) ,  木材化学  (FF05040V)

物質索引 (1件)： TEMPO

タイトルに関連する用語 (7件)： TEMPO ,  仲介 ,  酸化 ,  調製 ,  セルロースナノファイバー ,  気体 ,  バリアフィルム