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J-GLOBAL ID：200902288255319324   整理番号：09A0151955

リン酸化処理による籾殻のイオン吸着材としての検討

Adsorption of metallic ion by phosphorylated rice husks

著者 (3件)： 芦田利文 (近畿大 工) ,  福山謙二 (近畿大 工) ,  畠中正行 (近畿大 工)
資料名： 近畿大学工学部研究報告  (Research Reports of the Faculty of Engineering, Kindai University)
号： 42  ページ： 1-5  発行年： 2008年12月20日 
JST資料番号： G0851A  ISSN： 0386-491X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 籾殻の有効利用として,リン酸化して,金属イオンの吸着剤としての利用を検討した。籾殻を粉砕・洗浄・乾燥後,リン酸,尿素及びジメチルホルムアミドで処理してリン酸化した。バッチ法で金属イオンの吸着量を測定した。金属として,鉛,マンガン,銅及び亜鉛を選んだ。この結果,籾殻はどの金属イオンも0.3mmol/g程度までしか吸着していないことが分かった。銅の吸着量で比較すると,リン酸化セルロースでは最大で0.949mmol/gの吸着量があったが,リン酸化籾殻では0.335mmol/gであった。

シソーラス用語： *リン酸化 ,  *籾殻 ,  金属イオン ,  *吸着剤 ,  セルロース ,  鉛 ,  マンガン ,  銅 ,  亜鉛

分類 (4件)： 廃棄物処理一般  (SC05010S) ,  ごみ処理  (SC05030O) ,  資源回収利用  (SC05060V) ,  農業廃棄物の利用  (FB07050I)

タイトルに関連する用語 (4件)： リン酸化 ,  籾殻 ,  イオン ,  吸着材