文献

J-GLOBAL ID：200902288569394592   整理番号：08A0242500

浸透固化処理工法による供用中の岸壁の液状化対策事例

Application of Permeable Grouting Method for Soil Improvement beneath Port Structures

著者 (4件)： 林健太郎 (五洋建設 技研) ,  平木正男 (五洋建設) ,  舘山大樹 (五洋建設) ,  原田智弘 (五洋建設)
資料名： 土と基礎  (地盤工学会誌)
巻： 56  号： 3  ページ： 22-25  発行年： 2008年03月01日 
JST資料番号： F0369A  ISSN： 0041-3798  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 使用中の岸壁の液状化対策に浸透固化処理工法が適用された事例を紹介した。本処理工法の原理は,恒久薬液を地盤内の液状化層に注入し,間隙水をゼリー状の物質(ホモゲル)に置換することで液状化を防止するものである。仙台港区の高松埠頭(-12m)岸壁の耐震補強を目的として,本工法を適用した。本工事において,岸壁荷役作業への影響を低減するために行った工夫や確認した改良効果等について述べた。

シソーラス用語： 地盤改良 ,  *地盤改良工法 ,  係船岸 ,  液状化 ,  耐震補強 ,  *災害対策
準シソーラス用語： *防災対策 ,  *液状化対策 ,  *浸透固化処理工法

分類 (1件)： 地盤改良,土質安定処理  (RA07060C)

引用文献 (4件)：

• 林健太郎. 溶液型注入固化材による液状化対策工法の開発. 1998
• 河村健輔. 既設構造物直下地盤の液状化対策-浸透固化処理工法-. 土と基礎. 2003, 51, 3, 13-15
• 善功企. 浸透固化処理土の原位置における長期耐久性. 第41回地盤工学研究発表会, 2006. 2006, 781-782
• 林健太郎. 溶液型薬液注入工法の浸透および強度特性に関する大型土槽実験. 土木学会論文集. 2001, No. 694/III-57, 221-228

タイトルに関連する用語 (4件)： 浸透固化処理工法 ,  供用 ,  岸壁 ,  液状化対策