抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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養蚕業のカイコガBombyx moriは昆虫研究モデルであり,鱗翅類でゲノム配列が2004に解明された第一号である。全ゲノムショットガン配列およびホスミドおよびBAC末端配列のデータを統合した。改良した配列を示した。推定432Mbゲノムの8.5折畳み構造配列を3.7MbのN50サイズのスカフォードに統合した。;最大スカフォードは14.5ミリオン塩基対である。高密度SNP連鎖地図により,スカフォード配列の87%を染色体28本に配置した。特色は反復配列が多く43.6%を占め,転移性遺伝要素を構成する。GLEANアルゴリズムモデルにより14,623遺伝子を特定した。その中の遺伝子3000個は他昆虫または脊椎動物ゲノムにホモログが無い。遺伝子進化と生物的プロセスと特徴を考察した。絹糸の大量生産はtRNAクラスターおよびセリシン遺伝子の存在と関連する。毒性アルカロイド含有クワの葉の摂取に適応したのは,細菌より取り込んだ新型スクラーゼ遺伝子の存在に関連する。カイコガゲノムにより幼弱ホルモン生合成経路遺伝子およびクチクラ蛋白質遺伝子のカスケードを解明した。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.