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J-GLOBAL ID：200902288655649820   整理番号：09A0761720

siRNA介在転写遺伝子サイレンシングを介した選択的スプライシングの制御

Control of alternative splicing through siRNA-mediated transcriptional gene silencing

著者 (13件)： ALLO Mariano (Universidad de Buenos Aires, Buenos Aires, ARG) ,  BUGGIANO Valeria (Universidad de Buenos Aires, Buenos Aires, ARG) ,  FEDEDA Juan P (Universidad de Buenos Aires, Buenos Aires, ARG) ,  PETRILLO Ezequiel (Universidad de Buenos Aires, Buenos Aires, ARG) ,  SCHOR Ignacio (Universidad de Buenos Aires, Buenos Aires, ARG) ,  DE LA MATA Manuel (Universidad de Buenos Aires, Buenos Aires, ARG) ,  AGIRRE Eneritz (Universitat Pompeu Fabra, Barcelona, ESP) ,  PLASS Mireya (Universitat Pompeu Fabra, Barcelona, ESP) ,  EYRAS Eduardo (Universitat Pompeu Fabra, Barcelona, ESP) ,  ELELA Sherif Abou (Univ. Sherbrooke, Quebec, CAN) ,  KLINCK Roscoe (Univ. Sherbrooke, Quebec, CAN) ,  CHABOT Benoit (Univ. Sherbrooke, Quebec, CAN) ,  KORNBLIHTT Alberto R (Universidad de Buenos Aires, Buenos Aires, ARG)
資料名： Nature Structural & Molecular Biology  (Nature Structural & Molecular Biology)
巻： 16  号： 7  ページ： 717-724  発行年： 2009年07月 
JST資料番号： W0637A  ISSN： 1545-9993  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 選択的エキソンに近いsiRNAを設計し,その選択的スプライシングでの役割をHep3B細胞とHeLa細胞におけるヒトフィブロネクチン遺伝子FN1サイレンシングにより調べた。サイレンシング経路に入るように設計されたsiRNAアンチセンス鎖を利用することで,サイレンシングの誘発が可能で,新生プレmRNAとのハイブリダイゼーションを示唆した。HeLa細胞ではセンス鎖も効果的であり,HeLa細胞でのみ検出可能な内因性アンチセンス転写産物が標的として機能していることを示唆した。またこれらの効果はsRNAの処理に関与するArgonaute-1依存性だった。標的部位でのメチル化ヘテロクロマチンマークの増加,ヘテロクロマチン会合蛋白質HP1の要求性,およびRNAポリメラーゼIIの減少は転写と選択的スプライシングの速度論的共役の関与する機構を示唆するものだった。

シソーラス用語： *選択的スプライシング ,  フィブロネクチン ,  *RNA結合タンパク質 ,  ヘテロクロマチン ,  *siRNA ,  RNAポリメラーゼ ,  遺伝子ターゲティング ,  HeLa細胞 ,  腫瘍細胞 ,  培養細胞 ,  *Argonaute1蛋白質 ,  Hep3B細胞 ,  非ヒストン性染色体タンパク質 ,  HP1 ,  *分子遺伝現象
準シソーラス用語： 非ヒストンタンパク質 ,  ヘテロクロマチン蛋白質1

分類 (1件)： 遺伝子操作  (EC02050B)

タイトルに関連する用語 (4件)： siRNA ,  転写 ,  遺伝子サイレンシング ,  選択的スプライシング