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J-GLOBAL ID:200902288660590353   整理番号:08A0460360

マウスの臓器特異的血管とリンパ内皮細胞の単離と長期培養のための新たな手法の開発

Development of a new method for isolation and long-term culture of organ-specific blood vascular and lymphatic endothelial cells of the mouse
著者 (8件):
資料名:
巻: 275  号:ページ: 1988-1998  発行年: 2008年05月 
JST資料番号: B0206B  ISSN: 1742-464X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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血管系の不可欠の構成成分である内皮細胞は,発達段階および健康や病気に重要な役割を行うが,マウス内皮細胞の培養が困難なため詳細な分析が妨げられてきた。これを克服するために,Cre/loxPを用いた二成分発現系制御下でSV40 tsA58ラージT抗原(tsA58TAg)を発現する新たな遺伝子導入マウス系列を開発した。様々な器官の初代培養においてtsA58TAg陽性内皮細胞は,細胞老化を生じず33°Cで連続的に増殖した。血管およびリンパ内皮細胞から構成されたこの細胞集団を免疫ソーティングにより分離した。この細胞は2か月間培養後も血管内皮細胞特質を維持し,それは生理特性や血管内皮成長因子受容体VEGFR-2とVEGFR-3により評価された。さらに,肝臓類洞内皮細胞でのリンパ管内皮細胞性ヒアルロナン受容体1(Lyve1)のin vivoでの発現は,in vitroでも保持され,臓器特異的内皮細胞の特徴が維持されたことを示唆した。遺伝子導入細胞培養系がマウス内皮細胞培養に有用であり,内皮細胞の生物学研究のための方法・応用を提供することを示した。
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分類 (2件):
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遺伝子操作  ,  血管系 

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