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J-GLOBAL ID:200902288779706279   整理番号:09A0398054

情報化社会とコミュニケーション

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資料名:
号:ページ: 45-72  発行年: 2009年03月31日 
JST資料番号: L6030A  ISSN: 1880-1536  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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情報化社会における社会構造の変化に関する議論の一環として,情報化によるコミュニケーション(以下,COM)の変容について検討した。特にインターネットを介したCOMの特徴・問題点について,以下1)-3)にて明らかにした。1)概念の位置づけ:情報化社会,相互行為,COM,社会規範と価値観,2)インターネットにおけるCOMと社会規範:ブログの現状,ブログのCOM図式,ブログにおけるCOMとサイバーカスケード論,3)情報化社会における新たなパースペクティブに関する試論:情報化社会の特徴,情報化社会の正当性を生み出す課程,情報化社会の要素である情報の前提と可能性,情報化社会の社会,情報化社会と実社会。インターネットが人間のCOMの可能性をひろげ,対面でのCOMを補完することや,逆に,対面でのCOMを希薄化させ孤立した人間を創出することが考えられる。また,情報発信の観点からインターネットは自由平等であるが,匿名による情報発信ができるために内容に対する責任を問われないという問題も孕む。サイバーカスケードの発生がインターネットコンテンツの構造的な要素に起因することなどを指摘した。情報化社会の構築にあたり,有限可算的なインターネット社会において捨象されていく多くの物事を取り込んでいくシステムをつくる必要がある。
シソーラス用語:
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分類 (1件):
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情報工学一般 
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