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J-GLOBAL ID:200902288891406636   整理番号:09A0329967

低Nd領域でのNd-Fe-Bナノコンポジット磁石の組織と磁気特性における添加元素Tiの効果 I

著者 (1件):
資料名:
巻: 10  ページ: 77-84  発行年: 2009年03月10日 
JST資料番号: G0699C  ISSN: 1882-5923  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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Nd2Fe14Bの発見と,それに続く磁石材料の特性の目覚しい向上により,Nd15Fe77B8組成を中心とした永久磁石の発展は,頂点を上りつめたことになっている。一方,Nd15Fe77B8系永久磁石を超えるナノコンポジット磁石の概念が提案されている。このコンポジット化では,a-Fe相,或いはFe3Bとのコンポジット化により,磁石の飽和磁化を高め,a-Fe相内での磁化回転を制御するため,ナノ結晶組織としてハード磁性相であるNd2Fe14Bとの間に,強い磁気結合を持たせるようにして,磁石を設計する必要がある。だが,急冷凝固プロセスとアモルファスの結晶化プロセスのナノ結晶組織制御が十分に行われていないため,磁気特性が芳しくない。本稿では,ナノコンポジット磁石の急冷凝固プロセスと結晶化プロセスの合理的指針を得るため,Nd6Fe79B155において,Tiを3%添加し,アモルファス相,Nd2Fe14B相,Nd2Fe23B3相,a-Fe相,Fe3B相等のTTT線図を作成し,磁気特性との関係を検討した。この結果,Tiを添加することで,Nd2Fe23B3相,Nd2Fe14B相,Fe3B相の析出温度が上がり,新たに,4000Oeの領域が発生し,しかも,3000と2000Oeの領域が,大きくなることが示された。
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分類 (1件):
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金属結晶の磁性 

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