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J-GLOBAL ID：200902288909484168   整理番号：09A1258537

工具鋼のレーザ表面溶融処理に関する研究 II 表面の機械的特性

Studies on laser surface melting of tool steel - Part II: Mechanical properties of the surface

著者 (3件)： DUTTA MAJUMDAR J. (Dept. of Met. & Mat. Engg., Indian Inst. of Technol., Kharagpur-721302, IND) ,  NATH A.k. (Dept. of Mech. Engg., Indian Inst. of Technol., Kharagpur-721302, IND) ,  MANNA I. (Dept. of Met. & Mat. Engg., Indian Inst. of Technol., Kharagpur-721302, IND)
資料名： Surface & Coatings Technology  (Surface & Coatings Technology)
巻： 204  号： 9-10  ページ： 1326-1329  発行年： 2010年01月25日 
JST資料番号： D0205C  ISSN： 0257-8972  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： この研究では,シュラウド雰囲気としてアルゴン(Ar)と窒素(N₂)のいろいろな割合の混合ガスを使用したレーザ表面溶融処理の,低合金高炭素工具鋼(SAE52100鋼)の微小硬度と摩耗抵抗への影響を報告した。アルゴン(Ar)雰囲気でのレーザ表面溶融処理は,(鉄とクロムの両方の)炭化物とマルテンサイトを含む,かなり微細なミクロ構造(粒径)をもたらし,入手したままのSAE52100鉄鋼(280VHN)と比べて,微小硬度(350~500 VHN)が改良された。100%N₂雰囲気でのレーザ表面溶融処理では,(Fe₄N,Fe₂N,およびCr₂Nから成る)薄い窒化物が生成し,この層では微小硬度が1050VHNにまで向上した。摩耗の研究によると,硬化鋼球に対する磨耗抵抗が目立って増進し,100%のN₂を使用してレーザ処理したときに最大の改善が達成された。摩耗のメカニズムを詳細に研究した。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *表面融解 ,  *レーザ融解 ,  *工具鋼 ,  団体規格 ,  アルゴン ,  窒素 ,  混合気体 ,  炭酸ガスレーザ ,  結晶粒微細化 ,  相組成 ,  残留応力 ,  窒化層 ,  混合組織 ,  α鉄【金属】 ,  耐摩耗性 ,  レーザ応用 ,  表面改質 ,  微小硬さ ,  窒化物 ,  鉄化合物 ,  クロム化合物 ,  セメンタイト ,  炭化物 ,  マルテンサイト ,  高炭素鋼 ,  低合金鋼
準シソーラス用語： *SAE52100 ,  レーザ表面改質 ,  炭化クロム ,  窒化クロム ,  窒化鉄

分類 (2件)： その他の表面処理  (WC08070F) ,  変態組織,加工組織  (WB01030N)

タイトルに関連する用語 (5件)： 工具鋼 ,  レーザ ,  表面溶融 ,  研究 ,  機械的特性