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J-GLOBAL ID：200902289006633457   整理番号：08A0094886

サトウキビ・バイオマスの有効利用のためのバガスの炭化およびガス化

Carbonisation and gasification of bagasse for effective utilisation of sugarcane biomass

著者 (4件)： UENO Masami (Univ. Ryukyus, JPN) ,  KAWAMITSU Yoshinobu (Univ. Ryukyus, JPN) ,  KOMIYA Yasuaki (Univ. Ryukyus, JPN) ,  SUN Liya (Univ. Ryukyus, JPN)
資料名： International Sugar Journal  (International Sugar Journal)
巻： 110  号： 1309  ページ： 22-25,27  発行年： 2008年01月 
JST資料番号： C0205A  ISSN： 0020-8841  CODEN： ISUJA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： バガスは製糖工場では電力と熱エネルギーを得るため焼却されている。著者らは地球温暖化対策のための炭酸ガス固定法としてバガス炭の燃焼以外の利用を提案し,バガスの炭化について研究してきた。この報告では炭化プラント(連続式,能力200kg/時間)2種およびガス化プラント(下降流型固定床)1種を紹介した。炭化プラント1はロータリーキルンから構成され,バガスはその中で20~30分間熱分解される。発生ガスの一部はキルンの末端で少量の空気により自己持続的に燃焼し,残りのガスは回収される。このプラントは単純であるが,水分の多いバガスでは効率が低下する。炭化プラント2はこの問題を解決するために,二重のシリンダ構造とした。バガスは内筒に入れその外側から過熱する。この炭化プラント2を用いて炭化のマスバランスと熱収支等への温度の影響(500~800°C)を解析した。炭化収率は約20%であった。また,バガス炭の土壌改良剤等としての特性等について報告した。

シソーラス用語： サトウキビ ,  *バイオマス ,  生物エネルギー ,  *バガス ,  炭化 ,  ガス化 ,  製糖工場 ,  電力 ,  エネルギー ,  焼却 ,  地球温暖化 ,  炭酸同化 ,  焼成炉 ,  回転炉 ,  熱分解 ,  シリンダ ,  物質収支 ,  熱収支 ,  土壌改良剤 ,  *食品副産物 ,  ロータリーキルン ,  熱エネルギー
準シソーラス用語： バイオマスエネルギー ,  マスバランス ,  固定床 ,  *炭酸ガス固定

分類 (4件)： ガス化,ガス化プラント  (YE02040Q) ,  生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y) ,  農業廃棄物の利用  (FB07050I) ,  廃棄物処理  (FJ02024G)

タイトルに関連する用語 (6件)： サトウキビ ,  バイオマス ,  有効利用 ,  バガス ,  炭化 ,  ガス化