文献
J-GLOBAL ID:200902289100136149   整理番号:09A0740307

地方の若者の就業行動と移行過程

著者 (5件):
資料名:
号: 108  ページ: 359P  発行年: 2009年05月08日 
JST資料番号: J0080C  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
キャリア形成弱者の実態と支援に関する調査研究では,困難を抱えている人々,課題と支援という観点から,特に若者に着目している。学歴や初職,地域が安定した移行を左右する重要な変数であることが示唆されてきており,キャリア形成を制約する社会的な背景や要因に光を当てることが肝要である。地方において実施された若者のワークスタイル調査の分析結果を,以下1)-4)などにとりまとめた。1)安定したキャリアという点では,製造業求人の多い長野,東京,北海道の順で,労働市場要因が移行過程に影響している。2)学校中退者は,地域を問わずほとんどがアルバイト・無職となる。3)学歴がキャリア類型を規定する傾向は,東京では顕著だが,北海道・長野では弱い。4)東京ではソーシャルネットワークが就業形態に規定されるのに対し,北海道・長野では就業形態に左右されない。また,地域の状況や産業界の需要構造をふまえた教育・職業能力形成への積極投資,地域雇用に加えて地域移動も含めた包括的移行支援などの政策提案を行った。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
職務・職能管理一般 
引用文献 (22件):
  • 玄田有史, 2008,「前職が非正社員だった離職者の正社員への移行について」, 日本労働研究雑誌No.580.
  • 耳塚寛明編, 2000, 『高卒無業者の教育社会学的研究』, 文部省科学研究費報告書.
  • 大阪市市民局, 2007, 『若年者の雇用実態に関する調査報告書』, 大阪市.
  • 労働政策研究・研修機構, 2003, 『移行の危機にある若者の実像』, 労働政策研究報告書No.6.
  • 労働政策研究・研修機構, 2005, 『若者就業支援の現状と課題』, 労働政策研究報告書No.35.
もっと見る
タイトルに関連する用語 (6件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る