文献

J-GLOBAL ID：200902289180732090   整理番号：09A1256735

供試体反力を考慮した振動台制御(供試体反力に着目した油圧加振機の2自由度制御設計)

Shaking-Table Control Taking Account of Reaction Force (Two-Degree-of Freedom Controller Design of Hydraulic Shaking System Focused on Reaction Force)

著者 (4件)： 弘中浩二 (日立プラントテクノロジー 土浦研) ,  三浦淳 (日立プラントテクノロジー 土浦研) ,  堀口幸一郎 (東京農工大 大学院共生科学技術研究院) ,  田川泰敬 (東京農工大 大学院共生科学技術研究院)
資料名： 日本機械学会論文集 C編  (Transactions of the Japan Society of Mechanical Engineers. Series C)
巻： 75  号： 759  ページ： 2909-2916  発行年： 2009年11月25日 
JST資料番号： F0045B  ISSN： 0387-5024  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,長周期地震のような新たな特性が注目されており,振動台実験では加振変位の大きい地震再現が求められている。しかし,振動テーブル上の供試体が大きく振動することによって反力が発生し負荷力となって振動テーブルの特性を悪化させている。本研究では,外乱特性を向上する手法を用いるとともに,目標追従特性も設計可能なDual Model Matching制御手法を採用し,反力に対する外乱抑圧性能及び目標加振波形に対する目標追従性能を1自由度供試体からの反力を模擬した実験装置により検証した。(著者抄録)

シソーラス用語： 振動制御 ,  振動装置 ,  *反力 ,  特性 ,  *追従制御
準シソーラス用語： 振動台 ,  *油圧加振機 ,  長周期地震 ,  目標追従特性 ,  外乱除去

分類 (2件)： 振動の励起・発生・測定  (BB02030Z) ,  制御応用一般  (IC03010U)

引用文献 (9件)：

• 1) DOZONO Y. Improvement of Shaking-table Control by Real-Time Compensation of Reaction Force Caused by Specimen (1st Report, Scheme for controller Design and verification by Simulation). Transactions of Japan Society of Mechanical Engineers, Series C. (2002) vol.68, no.675, p.94-101.
• 2) TAGAWA Y. Characteristic transfer function matrix-based linear foodback control system analysis and synthesis. International Journal of Control. (2009) vol.82, no.Issue 4, p.585-602.
• 3) 堂薗 美礼. ほか. 供試体反力の実時間補償による振動台制御性能の向上 : 第2報,大型振動台による検証試験(機械力学,計測,自動制御). 日本機械学會論文集. C編. 日本機械学会. (2005) vol.71, no.702, p.413-418.
• 4) 堂薗 美礼. ほか. 適応フィルタによる振動台制御性能の向上 : 第2報,大型振動台による検証試験(機械力学,計測,自動制御). 日本機械学會論文集. C編. 日本機械学会. (2003) vol.69, no.682, p.1486-1492.
• 5) 岡本 峯基. ほか. 床制振用アクティブマスダンパに関する研究(制御対象の同定および制御器のパラメータ調整の自動化). 日本機械学會論文集. C編. 日本機械学会. (2001) vol.67, no.654, p.342-348.

タイトルに関連する用語 (8件)： 供試体 ,  反力 ,  振動台 ,  着目 ,  油圧 ,  加振機 ,  2自由度制御 ,  設計