文献

J-GLOBAL ID：200902289193191233   整理番号：09A0716599

八放サンゴ類Sarcophyton glaucumから得た細胞毒性を有するビスセンブラン類

Cytotoxic Biscembranes from the Soft Coral Sarcophyton glaucum

著者 (8件)： IWAGAWA Tetsuo (Kagoshima Univ., Kagoshima, JPN) ,  HASHIMOTO Kanta (Kagoshima Univ., Kagoshima, JPN) ,  YOKOGAWA Yukiko (Kagoshima Univ., Kagoshima, JPN) ,  OKAMURA Hiroaki (Kagoshima Univ., Kagoshima, JPN) ,  NAKATANI Munehiro (Kagoshima Univ., Kagoshima, JPN) ,  DOE Matsumi (Osaka City Univ., Osaka, JPN) ,  MORIMOTO Yoshiki (Osaka City Univ., Osaka, JPN) ,  TAKEMURA Kaoru (Sankei Kagaku Co., Ltd., Kagoshima, JPN)
資料名： Journal of Natural Products  (Journal of Natural Products)
巻： 72  号： 5  ページ： 946-949  発行年： 2009年05月 
JST資料番号： C0012B  ISSN： 0163-3864  CODEN： JNPRDF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Sarcophyton属の八放サンゴ類は,広範囲の細胞毒性を示すセンブラン二量体を豊富に提供する源泉であることが知られている。鹿児島県で採集した八放サンゴ類,Sarcophyton glaucumのジクロロメタン抽出液の更なる検討によって,四環から成る新規な7種類のビスセンブラン類,名付けてビスグラウクムリドE~Kを単離した。スペクトルデータによって,それらの構造を決定した。ビスグラウクムリドE~Kのヒト前骨髄性白血病細胞(HL-60)の増殖に対する細胞毒性活性を評価した。それらの内,6種類が弱い活性を示した(IC₅₀値=13.3~58.0μM)。ビスグラウクムリドIの想定される生物起源経路を提示した。

シソーラス用語： 八放サンゴ類 ,  *細胞毒性 ,  増殖 ,  *四環ジテルペン ,  二量体 ,  単離 ,  測定データ ,  分子構造 ,  腫瘍細胞 ,  HL60細胞 ,  代謝経路 ,  幾何異性 ,  高速原子衝撃質量分析 ,  円偏光二色スペクトル ,  NOESY ,  炭素13NMR ,  HMBC【磁気共鳴】 ,  絶対配置 ,  鹿児島県
準シソーラス用語： Sarcophyton glaucum ,  スペクトルデータ ,  生合成経路 ,  白血病細胞

分類 (3件)： ジテルペン,セスタテルペン  (CF10023R) ,  動物の生化学  (EJ01050P) ,  抗腫よう薬の基礎研究  (GW16010A)

物質索引 (7件)： ビスグラウクムリドE ,  ビスグラウクムリドF ,  ビスグラウクムリドG ,  ビスグラウクムリドH ,  ビスグラウクムリドI ,  ビスグラウクムリドJ ,  ビスグラウクムリドK

タイトルに関連する用語 (2件)： 八放サンゴ類 ,  細胞毒性