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J-GLOBAL ID:200902289328211450   整理番号:09A1170991

インドール誘導体生合成における芳香族プレニルトランスフェラーゼの進化

Evolution of aromatic prenyltransferases in the biosynthesis of indole derivatives
著者 (1件):
資料名:
巻: 70  号: 15-16  ページ: 1746-1757  発行年: 2009年10月 
JST資料番号: D0116B  ISSN: 0031-9422  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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一連のインドールプレニルトランスフェラーゼ遺伝子候補は,Aspergillus fumigatusとNeosartorya fischeriを含む各種菌類菌株のゲノム配列で同定することができた。遺伝子産物は,各種菌類のジメチルアリルトリプトファンシンターゼに有意な配列類似性を示す。これら遺伝子の7つ,fgaPT1,fgaPT2,ftmPT1,ftmPT2,7-dmats,cdpNPT,anaPTをクローン化して,大腸菌とSaccharomyces cerevisiaeに過剰発現させた。過剰生成酵素を生化学的に特性化した。さらに,3種類のインドールプレニルトランスフェラーゼ,DmaW-Cs,TdiB,MaPTも同定して,昨年特性化した。生化学的研究に加えた,配列分析と既知芳香族プレニルトランスフェラーゼとの比較は,これら酵素が芳香族プレニルトランスフェラーゼ群に属することを示した。特性化プレニルトランスフェラーゼは可溶性蛋白質で,各種基質インドール部分の異なるプレニル転移反応を触媒して,プレニル転移反応は二価金属イオンを必要としない。さらに,インドールプレニルトランスフェラーゼはトリプトファンアミノペプチダーゼ活性を有しており,進化におけるこれらの関係を強化する。これらの特性は,各種起源の膜結合芳香族プレニルトランスフェラーゼと細菌の可溶性プレニルトランスフェラーゼとは明らかに異なっていた。インドールプレニルトランスフェラーゼの全ては,プレニルドナーとしてジメチルアリル二リン酸だけを受け入れた。一方,芳香族基質に対しては広範な基質特異性を示した。これら酵素は,多様な単純トリプトファン誘導体とトリプトファン含有環状ジペプチドは受け入れて,たとえば,化学酵素的合成による生物活性物質の簡便生産方法を提供する。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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微生物の生化学  ,  酵素一般  ,  進化論一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
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