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J-GLOBAL ID：200902289433863293   整理番号：09A0282442

Intra-Session Fairnessに基づくマルチキャストサービス料金設定

Pricing Based on Intra-Session Fairness in Multicast Service

著者 (8件)： 梶田剛広 (早稲田大 大学院国際情報通信研究科) ,  梶田剛広 (早稲田大 国際情報通信研セ) ,  矢守恭子 (早稲田大 大学院国際情報通信研究科) ,  矢守恭子 (早稲田大 国際情報通信研セ) ,  矢守恭子 (朝日大 経営) ,  田中良明 (早稲田大 大学院国際情報通信研究科) ,  田中良明 (早稲田大 国際情報通信研セ) ,  田中良明 (早稲田大 理工研)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 108  号： 426(IN2008 122-131)  ページ： 55-58  発行年： 2009年01月29日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： マルチキャストでコンテンツのダウンロードサービスを行う場合,配信の速度とユーザの受信可能速度の差によって生じるパケット損失を減らすためには,マルチキャストグループの中で受信可能速度が最も低いユーザに配信速度を合わせる必要がある。すなわち,マルチキャストグループ内に受信可能速度が低いユーザが存在すると,受信可能速度が高いユーザの受信速度は相対的に低下する。ユーザは自身の受信可能速度でコンテンツを受信したいと考えるので,低速ユーザの影響により配信速度が低下する高速ユーザに不満が生じ,サービスを低く評価する可能性がある。このため,このようなユーザに対して,配信速度の低下に対するサービス評価の低下を考慮した料金設定を行う必要がある。このような観点から,本稿では,各ユーザの受信可能速度と実際の配信速度との差を考慮し,受信可能速度に対して配信速度が低くなるユーザに対しては低いサービス料金を提示する料金設定法を提案している。その結果,ユーザのサービス参加率やユーザ便益,事業者収入が増加することを明らかにしている。(著者抄録)

シソーラス用語： *インターネット ,  マルチキャスト ,  *情報配布 ,  ダウンロード ,  *価格決定 ,  伝送速度 ,  料金割引 ,  コンテンツ配布 ,  *決定
準シソーラス用語： コンテンツ配信

分類 (1件)： 計算機網  (JC03000K)

引用文献 (4件)：

• 河野宏. 非集計行動モデルの理論と実際. 1995, 12
• SARKAR, S. Distributed algorithm for computation of fair rates in multirate multicast trees. Proc. IEEE INFOCOM 2000, March. 2000, 52-61
• 山口誠. 信頼性マルチキャストにおける Intra-session Fairness を考慮したふくそう制御方式. 信学論 (B). 2002, J85-B, 10, 1748-1756
• WAXMAN, B. M. Routing of multipoint connections. IEEE J. Sel. Areas Commun. 1988, 6, 9, 1617-1622

タイトルに関連する用語 (3件)： マルチキャスト ,  サービス ,  料金設定