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J-GLOBAL ID：200902289534911426   整理番号：09A1129609

豚の外科的去勢の動物福祉の含意およびその代替手段

Animal welfare implications of surgical castration and its alternatives in pigs

著者 (8件)： VON BORELL E. (Martin-Luther-Univ. Halle-Wittenberg, Halle, DEU) ,  BAUMGARTNER J. (Univ. Veterinary Medicine Vienna, Vienna, AUT) ,  GIERSING M. (Univ. Copenhagen, Frederiksberg, DNK) ,  JAEGGIN N. (Horse Clinic, Berne, CHE) ,  PRUNIER A. (INRA, Saint-Gilles, FRA) ,  PRUNIER A. (Agrocampus Ouest, Rennes, FRA) ,  TUYTTENS F.A.M. (Inst. Agricultural and Fisheries Res., Melle, BEL) ,  EDWARDS S.A. (Newcastle Univ., Newcastle upon Tyne, GBR)
資料名： Animal  (Animal)
巻： 3  号： 11  ページ： 1488-1496  発行年： 2009年11月 
JST資料番号： W1725B  ISSN： 1751-7311  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 2004年以降の既報の文献を考察し,子豚の去勢の福祉面についてレビューした。新生子期の去勢は明らかに痛みを伴い,切開部位では炎症が起きる可能性があるため,痛みが一層増すかもしれない。鎮痛処置を併用した全身および局所麻酔下での外科的去勢は痛みを減じるが,付加的なハンドリング,麻酔薬の注射,有効性および安全域について徹底的に評価する必要がある。全肥育期間,未去勢雄豚を飼育すること,または,肥育期終了に向けて雄を免疫去勢することは,現行の外科的去勢と比較すると,福祉面での利益を有する代替手段となり得る。しかし,肥育中のハンドリングのストレスおよび行動に関する福祉的欠点を伴うかもしれない。精子性判別および雄豚臭の遺伝的制御後の未去勢雄の飼育は,現行の慣習に対する望ましい代替手段と考えられる。しかし,実用に至るにはさらなる研究が必要とされる。

シソーラス用語： *ブタ ,  *去勢 ,  *飼育管理 ,  *動物福祉 ,  *代替案 ,  *新生児 ,  疼痛 ,  麻酔 ,  疼痛管理 ,  安全性 ,  ストレス ,  予防接種 ,  家畜用ワクチン ,  臭気 ,  雄性 ,  性腺刺激ホルモン放出ホルモン ,  ホルモン拮抗薬 ,  動物行動 ,  性鑑別 ,  精子 ,  肉畜 ,  *偶蹄類

分類 (2件)： 豚  (FD02040U) ,  動物の衛生  (FE01030F)

タイトルに関連する用語 (7件)： 豚 ,  外科 ,  去勢 ,  動物 ,  福祉 ,  含意 ,  代替