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J-GLOBAL ID：200902289651009997   整理番号：09A1069923

キーウィフルーツリコペンβ-シクラーゼは果実のカロテノイド蓄積で有意の役割を果たす

The kiwifruit lycopene beta-cyclase plays a significant role in carotenoid accumulation in fruit

著者 (6件)： AMPOMAH-DWAMENA Charles (New Zealand Inst. Plant and Food Res. Ltd., Auckland, NZL) ,  MCGHIE Tony (New Zealand Inst. Plant and Food Res. Ltd., Palmerston North, NZL) ,  WIBISONO Reginald (New Zealand Inst. Plant and Food Res. Ltd., Auckland, NZL) ,  MONTEFIORI Mirco (New Zealand Inst. Plant and Food Res. Ltd., Auckland, NZL) ,  HELLENS Roger P. (New Zealand Inst. Plant and Food Res. Ltd., Auckland, NZL) ,  ALLAN Andrew C. (New Zealand Inst. Plant and Food Res. Ltd., Auckland, NZL)
資料名： Journal of Experimental Botany  (Journal of Experimental Botany)
巻： 60  号： 13  ページ： 3765-3779  発行年： 2009年 
JST資料番号： C0579A  ISSN： 0022-0957  CODEN： JEBOA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： キーウィフルーツの各種カロチノイド蓄積の分子基盤を理解するため,鍵カロチノイド化合物レベルを異なる色素表現型を持つ各種遺伝子型で測定し,鍵段階をコードする候補遺伝子について解析した。成熟果実の色が異なる3種のActinidia chinensisのカロチノイド濃度測定で,β-カロチンおよびルテインが主要なカロチノイドであり,β-カロチノイドは果実の発育段階と共に増加し,ルテイン濃度は逆に減少した。A.macrospermaとA.melanandraとの雑種におけるカロチノイド蓄積および遺伝子発現についても解析した。全カロチノイドおよびβ-カロチノイド蓄積とリコペンβ-シクラーゼの遺伝子発現が関連した。リコペンβ-シクラーゼはリコペンおよびδ-カロテンをβ-カロテンおよびα-カロテンにそれぞれ変換した。キーウィフルーツの主要なカロチノイドであるβ-カロテンの蓄積が,リコペンβ-シクラーゼの発現レベルで調節されていることを示唆した。

シソーラス用語： *キウイフルーツ ,  *カロチノイド ,  果実【器官】 ,  系統樹 ,  雑種 ,  成長段階 ,  生体内蓄積 ,  情報科学 ,  生物学 ,  遺伝子発現 ,  共役ジエン ,  脂環式アルコール ,  ジオール ,  第二アルコール
準シソーラス用語： *Actinidia chinensis ,  バイオインフォマティクス ,  *リコペンβ-シクラーゼ

分類 (1件)： 発生,成長,分化  (EH02030U)

物質索引 (2件)： β-カロチン ,  ルテイン

タイトルに関連する用語 (4件)： 果実 ,  カロテノイド ,  蓄積 ,  役割