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J-GLOBAL ID：200902289656172500   整理番号：08A0254357

学習による新合成AMPA受容体のスパインタイプ特異的リクルート

Spine-Type-Specific Recruitment of Newly Synthesized AMPA Receptors with Learning

著者 (3件)： MATSUO Naoki (Scripps Res. Inst., CA, USA) ,  REIJMERS Leon (Scripps Res. Inst., CA, USA) ,  MAYFORD Mark (Scripps Res. Inst., CA, USA)
資料名： Science  (Science)
巻： 319  号： 5866  ページ： 1104-1107  発行年： 2008年02月22日 
JST資料番号： E0078A  ISSN： 0036-8075  CODEN： SCIEA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 長期間の記憶の安定化にはde novo蛋白質合成を必要とする。AMPAタイプグルタミン酸受容体(AMPARs)は長期増強で鍵の役割を果たしている。恐怖条件パラダイム学習で誘導された新合成AMPARsの輸送とターンオーバーを,c-fosプロモーター調節下GFP融合GluR1サブユニットを発現するトランスジェニックマウスを用いモニターした。足ショック後24時間の成熟海馬CA1ニューロンにおいて,新合成GFP-GluR1は選択的にキノコタイプスパインに学習関連的にリクルートした。この変化は持続性ではなく72時間後基礎レベルに回復した。スパインの密度及びスパインタイプ分布には変化が認められなかった。消去トレーニングはGFP-GluR1⁺キノコスパインの割合を長期に増加させた。この結果は活性化シナプスが新合成受容体を捕獲するシナプスタギングモデルに一致し,学習によるキノコタイプスパインの機能的特異性を示した。

シソーラス用語： *アミノ酸受容体 ,  *記憶 ,  グルタミン酸受容体 ,  c-fos遺伝子 ,  プロモーター領域 ,  サブユニット ,  トランスジェニックマウス ,  生体輸送 ,  シナプス ,  *AMPA受容体

分類 (2件)： 細胞膜の受容体  (EF04030C) ,  中枢神経系  (EJ12030F)

タイトルに関連する用語 (4件)： 学習 ,  AMPA受容体 ,  スパイン ,  タイプ