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J-GLOBAL ID：200902289912145818   整理番号：08A0338888

気相中のフェニルアラニンの異なる配座異性体の中赤外スペクトル

Mid-IR spectra of different conformers of phenylalanine in the gas phase

著者 (10件)： VON HELDEN G. (Max-Planck-Gesellschaft, Berlin, DEU) ,  COMPAGNON I. (FOM Inst. Plasmaphysics, Nieuwegein, NLD) ,  BLOM M. N. (FOM Inst. Plasmaphysics, Nieuwegein, NLD) ,  FRANKOWSKI M. (Max-Planck-Gesellschaft, Berlin, DEU) ,  ERLEKAM U. (Max-Planck-Gesellschaft, Berlin, DEU) ,  OOMENS J. (FOM Inst. Plasmaphysics, Nieuwegein, NLD) ,  BRAUER B. (Hebrew Univ. Jerusalem, Jerusalem, ISR) ,  GERBER R. B. (Hebrew Univ. Jerusalem, Jerusalem, ISR) ,  GERBER R. B. (Univ. California, CA, USA) ,  MEIJER G. (Max-Planck-Gesellschaft, Berlin, DEU)
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 10  号： 9  ページ： 1248-1256  発行年： 2008年03月07日 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 気相中のフェニルアラニンの六つの配座異性体の中赤外および遠赤外スペクトルを実験的に研究した。更に観察されたスペクトルを,B3LYPおよびMP2レベルにおいて計算されたスペクトルと比較した。B3LYPおよびMP2レベルのスペクトル差異は小さかった。実験と理論はおおむね良好に一致したが,面外の-NH₂振動が関与するとき大きな相違が見られた。極小値と関連するいくつかの遷移状態を,極小値の相対エネルギーをCCSD(T)レベルにおいて調べた。最低エネルギー構造上の最も遷移的な状態は2000cm^-1以下であった。障壁付近の擬平衡に基づく観察された配座異性体存在量を記述する単純なモデルを提案し,実験観察を良好に記述し得ることを示した。更に,一つの配座異性体の振動を相関補正振動自己無撞着場法を用いて調べ,多くの振動モードは非調和補正は小さく,N-HおよびO-H伸縮モードの効果が大きいことを示した。

シソーラス用語： *気相 ,  *立体異性体 ,  *赤外スペクトル ,  遠赤外線 ,  計算機コード ,  密度汎関数法 ,  MP2法 ,  面外振動 ,  CCSD/T法 ,  構造 ,  遷移状態 ,  ポテンシャル障壁 ,  平衡 ,  モデリング ,  SCF法 ,  振動モード ,  伸縮振動【分子】 ,  アミノ酸 ,  芳香族化合物 ,  第一アミン
準シソーラス用語： B3LYP法

分類 (4件)： 分子構造と性質の実験的研究  (CB01020I) ,  有機化合物の赤外・Ramanスペクトル(分子)  (BH06033S) ,  分子の立体配置・配座  (BH05022J) ,  アミノ酸  (CF10070V)

物質索引 (1件)： フェニルアラニン

タイトルに関連する用語 (4件)： 気相 ,  フェニルアラニン ,  配座異性体 ,  中赤外スペクトル