抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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東武鉄道では,2007年度当初より新運転保安システム構築に向け検討を開始した。検討に当たっては次のことを考慮した。1)「運転士が適正な運転操作を行わないこともあり得る」ことを前提とする,2)運転効率の向上,3)キャブシグナル化,4)乗務員支援機能等への拡張(駅誤通過・誤開扉防護),5)将来の拡張性。検討の結果,線区の重要度を考慮し,次の2種の運転保安装置を設置することにした。1)トランスポンダとレール伝送により信号への追従性および運転効率の向上する車内信号式D-ATC(デジタル型列車自動制御),2)上記に比べ信号への追従性は劣るが,保安レベルは同程度であるATS-P(デジタル伝送パターン型自動列車停止装置)。まず,平成24年度東京メトロ副都心線経由で東急東横線との乗り入れおよびダイヤ改正を予定する東上線池袋~小川町間にATCを小川町以北・越生線にATS-Pを導入することにした。