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J-GLOBAL ID：200902289940905577   整理番号：08A0833640

ポリ塩素化ビフェニル-77は脂肪細胞の分化と炎症性アジポカインを誘導し,肥満とアテローム性動脈硬化症を促進する

Polychlorinated Biphenyl-77 Induces Adipocyte Differentiation and Proinflammatory Adipokines and Promotes Obesity and Atherosclerosis

著者 (5件)： ARSENESCU Violeta (Univ. Kentucky, Kentucky, USA) ,  ARSENESCU Razvan I. (Univ. Kentucky, Kentucky, USA) ,  KING Victoria (Univ. Kentucky, Kentucky, USA) ,  SWANSON Hollie (Univ. Kentucky, Kentucky, USA) ,  CASSIS Lisa A. (Univ. Kentucky, Kentucky, USA)
資料名： Environmental Health Perspectives  (Environmental Health Perspectives)
巻： 116  号： 6  ページ： 761-768  発行年： 2008年06月 
JST資料番号： E0108C  ISSN： 0091-6765  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 脂肪細胞の分化,炎症性アジポカイン,脂肪細胞の形状,体重,血清中の脂質,及びアテローム性動脈硬化症に対するPCB-77の効果をin vitro及びin vivoで研究した。in vitro研究では,分化段階又は成熟した3T3-L1脂肪細胞をPCB-77とインキュベートベートし,その効果を2,3,7,8-TCDDと比較した。in vivo研究では,C57BL/6野性型(WT)マウス又はアリール炭化水素受容体(AhR)欠失マウスをPCB-77で処理し,体重を測定した。低濃度のPCB-77又はTCDDは脂肪細胞の分化,グリセロール-3-リン酸デヒドロゲナーゼ活性,ペルオキシソーム増殖活性化受容体γを増加させたが,高濃度では脂肪細胞の分化を阻害した。PCB-77の効果はAhR拮抗剤のα-ナフトフラボンによって阻害された。PCB-77の投与はWTマウスの体重を増加させたが,AhR欠失マウスでは増加させなかった。

シソーラス用語： *ポリ塩化ビフェニル ,  脂肪細胞 ,  分化 ,  *肥満 ,  *アテローム性動脈硬化症 ,  Ah受容体 ,  炎症性サイトカイン ,  マウス ,  動物実験
準シソーラス用語： PCB

分類 (3件)： 動物に対する影響  (EE05040R) ,  その他の汚染原因物質  (SB05040W) ,  循環系の疾患  (GJ03000C)

物質索引 (1件)： PCB-77

タイトルに関連する用語 (8件)： ポリ塩素化ビフェニル ,  脂肪細胞 ,  分化 ,  炎症 ,  誘導 ,  肥満 ,  アテローム性動脈硬化症 ,  促進