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J-GLOBAL ID：200902290451537539   整理番号：09A0946870

がん幹細胞:幻影か現実か?

Cancer stem cells: mirage or reality?

著者 (6件)： GUPTA Piyush B (Broad Inst. of Massachusetts Inst. of Technol. and Harvard, Massachusetts, USA) ,  CHAFFER Christine L (Whitehead Inst. for Biomedical Res., Massachusetts, USA) ,  CHAFFER Christine L (Ludwig Center for Molecular Oncology, Massachusetts, USA) ,  WEINBERG Robert A (Whitehead Inst. for Biomedical Res., Massachusetts, USA) ,  WEINBERG Robert A (Ludwig Center for Molecular Oncology, Massachusetts, USA) ,  WEINBERG Robert A (Massachusetts Inst. of Technol., Massachusetts, USA)
資料名： Nature Medicine  (Nature Medicine)
巻： 15  号： 9  ページ： 1010-1012  発行年： 2009年09月 
JST資料番号： W0636A  ISSN： 1078-8956  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： がん幹細胞(CSC)については,最近のいくつかの研究でその存在自体が疑問視されたこともあって,正常組織幹細胞との類似性と差異について盛んな論争が行われている。しかし文献を吟味してみると,CSCモデルは確かな実験的基盤に支えられており,腫瘍内でCSCが見つかる頻度に差が見られるのは,これらの細胞を分析するために使われたがんの種類や宿主個体の差異を反映していると考えられる。幹細胞や,上皮間葉移行(EMT)と呼ばれる分化プログラムの研究によって,幹細胞と,そこから派生したもっと分化した細胞との間に可塑性が存在するらしいことが指摘されている。このような可塑性がもし存在するなら,それはCSCモデルにも今後の治療法研究にも大きなかかわりをもってくるだろう。Copyright Nature Publishing Group 2009

シソーラス用語： *幹細胞 ,  存在性 ,  類似性 ,  比較 ,  頻度 ,  *細胞形質転換 ,  *細胞分化 ,  塑性 ,  *生体モデル ,  宿主
準シソーラス用語： *癌幹細胞 ,  *組織幹細胞 ,  差異 ,  *上皮間葉移行 ,  *細胞モデル

分類 (2件)： 腫ようの化学・生化学・病理学  (GE02030N) ,  細胞生理一般  (EF02010S)

タイトルに関連する用語 (2件)： がん幹細胞 ,  現実