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J-GLOBAL ID：200902290734622257   整理番号：08A0174376

グループにおけるプライバシを考慮した位置情報共有方法に関する研究

Research on method of sharing location information for group with privacy protection.

著者 (4件)： 小山英剛 (岩手県大 大学院ソフトウェア情報学研究科) ,  小笠原直人 (岩手県大 ソフトウェア情報) ,  佐藤究 (岩手県大 ソフトウェア情報) ,  布川博士 (岩手県大 ソフトウェア情報)
資料名： 情報処理学会研究報告  (IPSJ SIG Technical Reports)
巻： 2008  号： 7(DBS-144 GN-66)  ページ： 97-102  発行年： 2008年01月24日 
JST資料番号： Z0031B  ISSN： 0919-6072  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,携帯電話やPDAの普及により時間と場所を問わないコミュニケーションが日常的になりつつある。それに伴い,相手の状況情報を得ようとする研究が盛んに行われてきた。その中でも位置情報はユーザの状況を把握するのに重要な要素といえる。しかし,従来の位置情報の共有に関する研究では対象ユーザを幅広く捕らえており,プライバシを守るためのポリシを詳細に記述する必要があるため,複雑になりやすく手間がかかるという問題点がある。本研究では対象ユーザを身近な知人同士に限定し,有意位置の重なりを利用した位置情報の共有を提案する。有意位置の重なりを利用することで知人と共有する位置情報の範囲を自動で決定し,有意位置ごとに記録する生活サイクルの情報を参照することでポリシ記述を容易にする。(著者抄録)

シソーラス用語： *プライバシー ,  *情報共有 ,  位置情報 ,  利用者 ,  *ユーザインタフェイス ,  自動化 ,  日常生活動作 ,  コミュニケーション ,  頻度 ,  実験 ,  クライアントサーバシステム ,  評価実験 ,  改変
準シソーラス用語： 知人

分類 (3件)： データ保護  (JD01020V) ,  その他の情報処理  (JE15050M) ,  人間機械系  (IB03000G)

引用文献 (9件)：

• 平田敏之. プライバシ保護を可能とする状況情報共有システムの開発と運用実験. 情報処理学会論文誌. 2007, 48, 1, 189-199
• 遠山緑生. 携帯電話の測位機能を用いた有意位置の学習. 情報処理学会論文誌. 2005, 46, 12, 2915-2924
• 藪田幹文. 複数情報の一元管理による状況アウェアネス提供機構の提案と評価. 情報処理学会論文誌. 2005, 46, 1, 80-88
• 渡辺恭人. プライバシ保護を考慮した地理位置情報システム. 情報処理学会論文誌. 2001, 42, 2, 234-242
• 松尾豊. 位置履歴からのユーザ属性の推定. 情報処理学会論文誌. 2007, 48, 6, 2106-2117

タイトルに関連する用語 (5件)： グループ ,  プライバシ ,  位置情報 ,  共有 ,  研究