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J-GLOBAL ID:200902290793755880   整理番号:09A0043047

キンギョの進化起源及び選択プロセス

An evolutionary origin and selection process of goldfish
著者 (8件):
資料名:
巻: 430  号: 1-2  ページ: 5-11  発行年: 2009年02月01日 
JST資料番号: E0701B  ISSN: 0378-1119  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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天体及び望遠眼,尾鰭の装飾的であるがコントロールできない形,不釣合いな脂肪体及び背鰭の喪失のようなキンギョ(Carassius auratus auratus)の多くの異なる身体的特徴は,分子進化を基礎として表現型変化についての人工的選択を研究するユニークな機会を我々に提供する。この研究の目的は,キンギョの異なる特徴及びヒト飼育を考慮して,キンギョの進化起源及び歴史を明らかにすることである。日本及び中国からの各種のキンギョのみならず真鯉とフナの44サンプルを集めて,著者らはおよそ11180bpsの8つの遺伝子領域(D-ループ,125rRNA,16SrRNA,ND1,ND2,COI,ND5及びCyt b)を含むミトコンドリアゲノムの相当な部分のヌクレオチド配列を測定した。その後著者らは,測定した著者らの59の配列データに国際DNAデータベースDDBJ/EMBL/GenBankにおいて可能な19の配列データを加えて,全体で78の魚の系統樹を構築した。得られた系統樹から,著者らは日本のキンギョが日本のフナ(Carassius auratus langsdorfi)と関係なく,調べた全てのキンギョが中国のフナ”Gibelio”(Carassius auratus gibelio)の2群の一つを起源としていることを見出した。更に著者らは,人工的選択が尾鰭の喪失から始まり,眼のような他の性質の多様化が従ったことを見出した。これは天体及び望遠眼の改良が異なった時期に独立して行われという著者らの更なる観察により支持され,キンギョは非体系的方法においてヒトの好みの多様なニーズに合うように強い人工的選択により強いられたことを意味する。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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進化論一般 
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