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J-GLOBAL ID：200902290802695365   整理番号：08A0895491

材端部RC造中央部鉄骨造で構成される複合構造梁のせん断耐力と変形性能

SHEAR STRENGTH AND DEFORMATION PERFORMANCE OF HYBRID BEAM CONSISTING OF H-SHAPED STEEL AND REINFORCED CONCRETE

著者 (2件)： 鈴木英之 (安藤建設 技研) ,  西原寛 (安藤建設 技研)
資料名： 日本建築学会構造系論文集  (Journal of Structural and Construction Engineering (Transactions of AIJ))
号： 631  ページ： 1673-1680  発行年： 2008年09月30日 
JST資料番号： F0393B  ISSN： 1340-4202  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 材端部RC造中央部S造で構成される梁について,鉄骨が埋め込まれた部分の応力伝達機構と,それに基づいた切り替え部RC部分のせん断耐力評価法を提案した。著者らの研究も含めた既往の実験結果による検証を行ったところ,集中補強筋量とせん断余裕率が切り替え部の耐力及び靭性能に与える影響は大きく,その両者には相関性が見られた。また,切り替え部RC部分のせん断余裕率を1.3倍以上とし,適切な量の集中補強筋を施すことで,材端部のRC断面に降伏ヒンジが形成され,大変形時まで耐力低下を起こさないことが確認された。材端部RC部分に既往の降伏時剛性低下率計算式を当てはめることで,本構法による複合構造梁の荷重変形角関係を評価できることが明らかとなった。

シソーラス用語： *構造 ,  *梁 ,  剪断 ,  耐荷力 ,  変形ポテンシャル ,  端部 ,  *鉄筋コンクリート構造 ,  中心 ,  *鋼構造 ,  応力伝達 ,  補強筋 ,  鉄筋量 ,  靱性 ,  塑性ヒンジ ,  大変形 ,  応力歪特性 ,  復原性 ,  モデリング ,  片持梁 ,  歪分布 ,  切換 ,  フランジ ,  スチフナ ,  トラス ,  アーチ ,  配筋 ,  力 ,  部材角 ,  エンベロープ ,  *複合構造 ,  剪断力
準シソーラス用語： 荷重変形曲線 ,  降伏ヒンジ ,  中央部 ,  復元力特性

分類 (3件)： 金属構造  (RA04050W) ,  コンクリート構造  (RA04030A) ,  その他の構造材料による構造  (RA04060H)

引用文献 (11件)：

• 鈴木英之. 鉄筋コンクリートおよび鉄骨で構成される複合梁の実験的研究 その4. 日本建築学会大会学術講演梗概集 (OS), C-1, 2005. 8. 2005, 1069-1072
• 日本建築学会. 鉄筋コンクリート柱・鉄骨梁混合構造の設計と施工. 2001
• 金田和浩. RC積層構法による超高層骨組の構造実験 (その8). 日本建築学会大会学術講演梗概集, C, 1987. 1987, 305-306
• 瀬口健夫. 複合RC積層工法によるオフィスビルの設計と施工. コンクリート工学. 1990, 28, 12, 35-45
• 成原弘之. 端部RC造中央部S造の複合構造梁の実験と耐力算定. 1993

タイトルに関連する用語 (7件)： RC造 ,  中央部 ,  鉄骨造 ,  複合構造 ,  梁 ,  せん断耐力 ,  変形性能