抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
YBCO超電導ケーブルは,複数のYBCO超電導線材と銅フォーマが並列に接続される構成となっている。実系統応用では,これらの複合導体に運転電流の10~30倍程度の突発的な短絡事故電流が流入する恐れがある。その際,短絡事故電流により線材が劣化・焼損してしまわないよう,銅安定化層や銅フォーマ,シールド保護層を設計することが必要となる。そこで我々は,耐過電流導体構成技術の確立を目指して,YBCO超電導ケーブルの設計最適化に向けた検討を行っている。今回は,昨年度「超電導応用基盤プロジェクト」で実施した10m級YBCO超電導ケーブルの過電流通電試験(66kV系統を想定した31.5kA
rms,2.0s通電)について,開発した計算機シミュレータによる数値解析を行ったので報告する。なお,計算機シミュレータの詳細については別報で報告する。(著者抄録)