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J-GLOBAL ID：200902290843274498   整理番号：09A0048363

鉄鋼リサーチの拠点展開 走査透過電子顕微鏡による鉄鋼材料の中・低倍率観察の有用性

著者 (6件)： 波多聰 (九大 大学院総合理工学研究院) ,  光原昌寿 (九大) ,  池田賢一 (九大 大学院総合理工学研究院) ,  中島英治 (九大) ,  土山聡宏 (九大) ,  高木節雄 (九大 鉄鋼リサーチセ)
資料名： 金属  (Metals Sciece & Technology)
巻： 79  号： 1  ページ： 33-38  発行年： 2009年01月01日 
JST資料番号： F0157A  ISSN： 0368-6337  CODEN： KNZKA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 一般に走査透過電子顕微鏡(STEM)は超高分解能の領域で使用されることが多いが,本稿では,鉄鋼の組織解析において比較的に中・低倍率の観察を用いることで有用な情報が得られることを示した。初めにSTEMの仕組みと操作方法,得られるSTEM像のコントラストの特徴について解説し,STEM観察例として,Nb添加高Crフェライト系耐熱鋼の微細組織を示した。複雑な鉄鋼材料の組織解析において,多スケール観察が本質を理解する上で重要な手法となることを示唆した。

シソーラス用語： *透過型走査電子顕微鏡 ,  倍率 ,  *耐熱鋼 ,  *金属組織 ,  電子顕微鏡観察

分類 (2件)： 金属組織観察法  (WB01010R) ,  顕微鏡法  (BK01040E)

タイトルに関連する用語 (8件)： 鉄鋼 ,  拠点 ,  展開 ,  走査透過電子顕微鏡 ,  鉄鋼材料 ,  倍率 ,  観察 ,  有用性