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J-GLOBAL ID：200902291041621849   整理番号：08A0277930

新しい12%Cr鋼の水蒸気耐酸化性 異なる幾つかのフェライト鋼との比較

Steam oxidation resistance of new 12%Cr steels: Comparison with some other ferritic steels

著者 (5件)： LEPINGLE V. (Ecole des Mines de Douai, BP 10838, F-59508 Douai, FRA) ,  LOUIS G. (Ecole des Mines de Douai, BP 10838, F-59508 Douai, FRA) ,  ALLUE D. (Centre de Rech. Vallourec, BP 17, F-59620 Aulnoye Aymeries, FRA) ,  LEFEBVRE B. (Vallourec and Mannesmann Tubes, BP 2, F-59880 St. Saulve, FRA) ,  VANDENBERGHE B. (Vallourec and Mannesmann Tubes, BP 2, F-59880 St. Saulve, FRA)
資料名： Corrosion Science  (Corrosion Science)
巻： 50  号： 4  ページ： 1011-1019  発行年： 2008年04月 
JST資料番号： B0135B  ISSN： 0010-938X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 新たに開発した12%Cr鋼の600~650°Cの純水蒸気中での耐酸化性を長期曝露試験(224日=5376時間)によって検討した。実験室及び工業規模の溶鋼を9~13%クロムフェライト鋼と比較試験を行った。腐食速度は錆落とし後の質量損失を直接に測定して得た。重量損失と金属組織学検討結果から新しい鋼は水蒸気中で良い耐食性能を有していて,さらに試験鋼を2つのグループに分けることができる。1つは平均的な酸化挙動を示す”T91-タイプ”であり,他は重量損失が小さく,その重量損失は温度と曝露時間を増加させても僅かの変化しか見られないグループである。観察結果の解釈をさらに深めるため,他の研究者が既述している鋼の主な合金化元素(Cr,Si,Mn,Mo,W)の影響を調査して,研究対象の10個の9~13%Cr鋼の実験結果と比較した。合金化元素は分離して考えることができないことは明らかであり,実のところ,それら元素は固有の影響を持っているばかりでなく9~13%フェライト鋼水蒸気腐食に対する複合的影響を持っている。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *高合金鋼 ,  *耐酸化性 ,  水蒸気 ,  フェライト鋼 ,  *合金元素 ,  腐食速度 ,  重量損失 ,  クロム添加合金 ,  ケイ素添加合金 ,  マンガン添加合金 ,  モリブデン添加合金 ,  タングステン添加合金

分類 (1件)： 腐食  (WB03030B)

タイトルに関連する用語 (3件)： 水蒸気 ,  耐酸化性 ,  フェライト