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J-GLOBAL ID:200902291080151914   整理番号:09A0335600

木津川の流水環境におけるカメ生息地の事前調査について

Preliminary Survey on the Turtle Community in a Lotic Environment of the Kizu River
著者 (3件):
資料名:
巻: 27  号:ページ: 101-108  発行年: 2008年12月 
JST資料番号: Y0249B  ISSN: 1345-5834  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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1999年から2002年にかけて,日本の京都府にある木津川にてカメのマークリキャプチャー研究を実施した。179個体を捕獲し,745個体の再捕獲を記録し,その中には4種(Chinemys reevesii,Mauremys japonica,Trachemys scripta elegansとPelodiscus sinensis)と,C.reevesiiとM.japonicaのハイブリッドが含まれていた。そのうち,個々の番号が付いたサンプル全体の63%を,C.reevesiiが占めていた。4箇所の微小生息域全てにおいて(本流,支流,水溜りと灌漑用水路),この種は最も優勢であった。C.reevesiiとM.japonicaについては,甲羅の長さと体重量において,メスがオスより有意に大きかった。年齢構成の解析では,これら2種のメスはオスよりも長く生きることが示唆され,T.scripta elegansについても同様であった。再捕獲したカメから推定した移動距離は,どの種においても性差がなく,最大移動距離はそれぞれC.reevesiiが675m,M.japonicaが375m,T.scripta elegansが743mであった。本研究場所におけるカメ生息地での種組成は,近くの(<2km)静水生息場所のそれとは明らかに異なっており,M.japonicaが優勢であった。このような種組成の違いは,C.reevesiiとM.japonicaの,生息場所の好みの違いを反映しているのかもしれない。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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個体群生態学 
引用文献 (23件):
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