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J-GLOBAL ID:200902291247576947   整理番号:09A0247610

光周期および温度は雄性成体ゼブラフィッシュの内分泌撹乱化学物質の介在性効果に影響する

Photoperiod and temperature influence endocrine disruptive chemical-mediated effects in male adult zebrafish
著者 (5件):
資料名:
巻: 92  号:ページ: 38-43  発行年: 2009年04月02日 
JST資料番号: B0823B  ISSN: 0166-445X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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内分泌撹乱物質(EDC)のヒトおよび野生動物における潜在的な有害作用は主要な研究課題となっている。しかし,ゼブラフィッシュの内分泌撹乱における温度や光周期を含む環境条件の効果については殆ど解っていない。我々はゼブラフィッシュの肝エストロゲン受容体遺伝子の転写レベルが温度および光周期に大きく影響されることを見出した。17βエストラジオール(E2)またはノニルフェノール(NP)曝露下ではより高温かつ長い光周期でのエストロゲン応答遺伝子の転写レベルはより低温かつ短い光周期でのものより有意に高かった。特に同一光周期条件下でE2ならびNPにて誘導されたビテロゲニン1(vtg1)およびビテロゲニン2(vtg2)のmRNA発現レベルは,高温(30°C)では低温(20°C)に曝露された場合の約2~10倍および1.5~2.5倍であった。高温および低温でのE2およびNP曝露において,長い光周期(16L)でのvtg1,vtg2およびエストロゲン受容体α(esrα)のmRNA発現レベルもまた短い光周期(8L)でのものより数倍高度であった。二元配置分散分析からE2曝露による高濃度処理群および低濃度処理群の肝vtg1遺伝子やesrα遺伝子の転写における温度および光周期間の有意な相互作用が明らかになった。しかし,いずれのNP濃度においても肝エストロゲン応答遺伝子の転写には有意な相互作用はみとめなかった。これら結果から温度および光周期がエストロゲン化合物のリスク評価を混乱させ得ること,また将来的な環境モニタリング研究への潜在的な意義を有することが示唆される。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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水質汚濁一般 
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