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J-GLOBAL ID:200902291428318290   整理番号:09A0571370

IgG4が関与した硬化性疾患

IgG4-related sclerosing disease
著者 (2件):
資料名:
巻: 14  号: 25  ページ: 3948-3955  発行年: 2008年 
JST資料番号: C2580A  ISSN: 1007-9327  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 英語 (EN)
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自己免疫性膵炎(AIP)の患者の様々な器官の組織学的及び免疫組織化学的検査に基づいて,IgG4が関与した硬化性疾患という新奇な臨床病理学的実体を提案している。これは,大量のIgG4陽性血漿中細胞及び様々な器官におけるTリンパ球浸潤が特徴の全身病である。臨床的症状発現は,膵臓,胆管,胆嚢,唾液腺,腹膜後腔,腎臓,肺及び前立腺において明白であり,これらの組織において閉塞性静脈炎を伴った組織線維症が病理学的に発症している。AIPは,単なる膵炎ではなく,実際にはIgG4の関与した硬化性疾患を示す膵臓病である。この疾患は,AIP,硬化性胆管炎,胆嚢炎,唾液腺炎,後腹膜線維化症,尿細管間質性腎炎,間質性肺炎,前立腺炎,炎症性偽腫瘍及びリンパ節炎など全てIgG4の関与したものを含む。大部分のIgG4の関与した硬化性疾患は,AIPと関連があることを認めるが,膵臓疾患を伴わない疾患もまた報告がある。ある症例においては,わずか1又は2個の器官のみの臨床上罹患であるが,一方他の症例においては,3又は4個の器官が罹患している。疾患は,より年長者において優位に発生し,ステロイド療法によく反応する。血清IgG4濃度及び抗IgG4抗体による免疫染色は,診断確定に有用である。最初の発症時に悪性腫瘍を高頻度に疑うことから,不必要な手術を回避するため,IgG4関与の硬化性疾患を鑑別診断において考慮すべきである。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (3件):
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免疫性疾患・アレルギー性疾患一般  ,  消化器の疾患  ,  泌尿生殖器の疾患 
タイトルに関連する用語 (3件):
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