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J-GLOBAL ID:200902291532187768   整理番号:08A0635869

複数のチトクロームP450-代謝除草剤に対する交差感受性のためのスイートコーン近交系Cr1内の共通遺伝的根拠

A Common Genetic Basis in Sweet Corn Inbred Cr1 for Cross Sensitivity to Multiple Cytochrome P450-Metabolized Herbicides
著者 (5件):
資料名:
巻: 56  号:ページ: 376-382  発行年: 2008年05月 
JST資料番号: E0014C  ISSN: 0043-1745  CODEN: WEESA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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複数のチトクロームP450-代謝出芽後除草剤に対するスイートコーン近交系Cr1感受性における共通した遺伝的根拠があるかどうかの究明と,この交差感受性を担う遺伝子の染色体上の位置を同定することを目的とした。スイートコーンCr1(感受性近交系)およびCr2(耐性近交系)の交差から得られたF4植物143株を温室で生育させ,出芽後除草剤であるニコスルフロン,メソトリオン,ジカンバとジフルフェンゾピルおよびカルフェントラゾンへの耐性を評価した。この結果,除草剤への応答が単一遺伝子で制御されている場合に予測される,耐性:分離:感受性ファミリー比3:2:3と有意な差がなく,これらの除草剤へのファミリーの応答は同時分離だった。圃場試験におけるベンタゾンに対する応答は耐性ファミリーの上述除草剤のものと同様だったが,ニコスルフロン,ホラムスルフロン,プリミスルフロン,メソトリオン,ジカンバとジフルフェンゾピルおよびカルフェントラゾンに対する感受性または分離ファミリーの応答とは差が認められた。チトクロームP450遺伝子と決定されている染色体5Sの同じ領域に対するCr1マップの除草剤感受性に影響する遺伝子はニコスルフロン,およびベンタゾン感受性に関連しており,392-塩基対挿入変異の結果と考えられる。本研究は,スイートコーン近交系Cr1感受性内の単一劣性遺伝子または密接に関連する遺伝子が,複数のチトクロームP450酵素-代謝除草剤への感受性を調節しているという仮説を支持するものである。
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分類 (1件):
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雑草に対する農薬 
物質索引 (6件):
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