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J-GLOBAL ID：200902291536998230   整理番号：08A0898694

ヒートアイランドに関する都市空調システムの検討-エネルギー供給に基づく空調排熱の時空間特性の予測-

Air-Conditioning Systems in Urban Areas Concerning Heat Island Problem Prediction of Space-Time Characteristics of Air Conditioning Exhaust Heat Based on Energy Supply

著者 (3件)： 四宮徳彰 (大阪市大 大学院工学研究科) ,  西村伸也 (大阪市大 大学院工学研究科) ,  伊與田浩志 (大阪市大 大学院工学研究科)
資料名： 空気調和・衛生工学会論文集  (Transactions of the Society of Heating, Air-Conditioning and Sanitary Engineers of Japan)
号： 138  ページ： 29-38  発行年： 2008年09月05日 
JST資料番号： G0149B  ISSN： 0385-275X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ヒートアイランド対策検討の観点から,空調排熱の時空間特性を明らかにすることを目的に,電力と都市ガスのエネルギー供給に基づく空調排熱の推算を行なった。エネルギー供給量を建物用途・使用用途別に分離することによって求めた冷房用エネルギー消費量より,大阪市における空調排熱の時空間特性を予測した。エネルギー消費原単位により推定した顕熱量と比較すると,実エネルギー供給量に基づく顕熱量は,小規模な店舗と娯楽施設が多くを占める都市の繁華街では,夜間において極めて多くなることがわかった。また,都市の高温化の影響について調べた結果,同地域では,1.5~6.0°Cの気温上昇に伴い顕熱量が70~140W/m²程度増加することがわかった。(著者抄録)

シソーラス用語： *ヒートアイランド ,  都市 ,  *空調システム ,  *エネルギー供給 ,  *空気調和 ,  *廃熱 ,  空間 ,  特性 ,  *予測 ,  対策 ,  電力 ,  都市ガス ,  *冷房 ,  *エネルギー消費 ,  大阪府 ,  原単位 ,  推定 ,  顕熱 ,  商店建築 ,  レジャー施設 ,  街路 ,  高温 ,  気温 ,  上昇 ,  シミュレーション
準シソーラス用語： 影響 ,  *空調 ,  娯楽施設 ,  時空間 ,  大阪市 ,  店舗 ,  *排熱 ,  繁華街

分類 (3件)： 局地循環,気流  (DC05090N) ,  空気調和装置一般  (PC02010U) ,  エネルギー消費・省エネルギー  (LD01000B)

引用文献 (23件)：

• 国土交通省. 都市における人工排熱抑制によるヒートアイランド対策調査報告書. 2004
• 原田雄介. 空調排熱計算を連成させた局地気候モデルによる都市気候解析 (副題) 空調排熱モデルの開発とヒートアイランド緩和方策の効果に対する検討. 日本建築学会環境系論文集. 2005, 597, 65-71
• 四宮徳章. ヒートアイランド問題に関する都市空調システムの検討 (第4報) 室内熱負荷を考慮した家庭用空調機の動特性. 日本機械学会第17回環境工学総合シンポジウム2007講演論文集, 7. 2007, 362-365
• 足永靖信. 顕熱潜熱の違いを考慮した東京23区における人工排熱の排出特性に関する研究. 空気調和・衛生工学会論文集. 2004, 92, 121-128
• 西村伸也. ヒートアイランドから見た大阪市域におけるエネルギー供給の時空間特性. 日本ヒートアイランド学会設立記念. 2006, 特集, 43-50

タイトルに関連する用語 (8件)： ヒートアイランド ,  都市 ,  空調システム ,  エネルギー供給 ,  空調 ,  排熱 ,  空間特性 ,  予測