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J-GLOBAL ID：200902291550976133   整理番号：08A1236837

リボース,アラビノース,リキソースとキシロースのホウ酸錯体の安定性をコントロールするファクタに関する理論的研究

Theoretical Study on the Factors Controlling the Stability of the Borate Complexes of Ribose, Arabinose, Lyxose, and Xylose

著者 (5件)： SPONER Judit E. (Inst. Biophysics, Acad. Sci. Czech Republic, Brno, CZE) ,  SUMPTER Bobby G. (Oak Ridge National Lab., TN, USA) ,  LESZCZYNSKI Jerzy (Jackson State Univ., Mississippi, USA) ,  SPONER Jiri (Inst. Biophysics, Acad. Sci. Czech Republic, Brno, CZE) ,  FUENTES-CABRERA Miguel (Oak Ridge National Lab., TN, USA)
資料名： Chemistry - European Journal  (Chemistry - European Journal)
巻： 14  号： 32  ページ： 9990-9998  発行年： 2008年 
JST資料番号： W0744A  ISSN： 0947-6539  CODEN： CEUJED  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 著者らはリボース-ホウ酸塩錯体を最も安定化する要因の解明を行うために,リボース,アラビノース,リキソース,キシロースのホウ酸塩錯体の構造と安定性を密度関数理論と連続溶媒和法を用いて調べた。その結果アルドペントース-ホウ酸塩錯体ではホウ酸塩の静電場が錯体化されていないアルドペントースに比べて,水酸基グループ近傍の配向を変化させるのに十分な強さがあることが明らかになった。更にリボース-ホウ酸塩2:1錯体の極端な安定性は1)リボースの3-OHと負に帯電したホウ酸塩酸素原子の一つとの間の強い水素結合を作っていること,2)水媒体と5-CH₂OHグループ間の接触のしやすさが5-CH₂OHグループとホウ酸塩アニオン間の空間的分離を起こしている等が考えられることを示した。

シソーラス用語： *ホウ酸塩 ,  密度汎関数法 ,  溶媒和 ,  アルドース ,  水素結合 ,  安定性 ,  溶媒効果 ,  電子構造 ,  ペントース ,  脂肪族アルコール

分類 (2件)： 炭水化物一般  (CF10051Q) ,  分子の電子構造  (BH05010Q)

物質索引 (5件)： アラビノース ,  キシロース ,  メタノール ,  リキソース ,  リボース

タイトルに関連する用語 (11件)： リボース ,  アラビノース ,  リキソース ,  キシロース ,  ホウ酸 ,  錯体 ,  安定性 ,  コントロール ,  ファクタ ,  理論 ,  研究