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J-GLOBAL ID：200902291652468779   整理番号：08A0939060

幌延深地層研究計画の地上からの調査研究段階における地下水流動に関する調査研究

HYDROGEOLOGICAL INVESTIGATIONS OF SURFACE-BASED INVESTIGATION PHASE OF HORONOBE URL PROJECT

著者 (8件)： 操上広志 (独立行政法人 日本原子力研究開発機構) ,  竹内竜史 (独立行政法人 日本原子力研究開発機構) ,  藪内聡 (独立行政法人 日本原子力研究開発機構) ,  瀬尾昭治 (鹿島建設株式会社 技術研究所) ,  戸村豪治 (独立行政法人 日本原子力研究開発機構) ,  柴野一則 (東急建設株式会社 土木総本部環境技術部) ,  原稔 (独立行政法人 日本原子力研究開発機構) ,  國丸貴紀 (独立行政法人 日本原子力研究開発機構)
資料名： 土木学会論文集 C(Web)
巻： 64  号： 3  ページ： 680-695 (J-STAGE)  発行年： 2008年 
JST資料番号： U0104A  ISSN： 1880-604X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 独立行政法人日本原子力研究開発機構は,北海道幌延町において地層処分研究の一環として幌延深地層研究計画を進めている.本論文では,地上からの調査研究段階のうち,地下水流動に関する主な調査研究の成果を体系的に説明した.水文調査では,涵養量が河川流域によって異なり,これが植生や地形に依存する可能性を示した.ボーリング調査では,原位置試験規模の透水係数にはばらつきや深度依存性があること,室内試験規模の透水係数は過去に受けた応力状態の影響も反映していることがわかった.調査を踏まえた地下水流動解析からは,地下水が河川流域を跨いで流動していることや,深部に高い全水頭が保持されていることがわかった.(著者抄録)

シソーラス用語： *地中処分 ,  *地下水流動 ,  水文調査 ,  植生 ,  地形 ,  *透水係数 ,  依存性
準シソーラス用語： 深度依存性 ,  地層処分 ,  涵養量

分類 (2件)： 地下水学  (DC07040Y) ,  放射性廃棄物  (MB05000Y)

引用文献 (25件)：

• 1) 核燃料サイクル開発機構:わが国における高レベル放射性廃棄物地層処分の技術的信頼性−地層処分研究開発第2次取りまとめ−総論レポート,核燃料サイクル開発機構,JNC TN1400 99-020, 1999.
• 2) 三枝博光,瀬野康弘,中間茂雄,鶴田忠彦,岩月輝希,天野健治,竹内竜史,松岡稔幸,尾上博則,水野崇,大山卓也,濱克宏,佐藤稔紀,久慈雅栄,黒田英高,仙波毅,内田雅大,杉原弘造,坂巻昌工:超深地層研究所計画における地表からの調査予測研究段階(第1段階)研究成果報告書,日本原子力研究開発機構,JAEA-Research 2007-043, 2007.
• 3) SKB: Preliminary site description Simpevarp subarea - version 1.2, SKB Rapport R-05-08, 2005.
• 4) SKB: Preliminary site description Forsmark area - version 1.2, SKB Rapport R-05-18, 2008.
• 5) Croisé, J., Schlickenrieder, L., Marschall, P., Boisson, J. Y., Vogel, P. and Yamamoto, S.: Hydrogeological investigations in a low permeability clyastone formation: the Mont Terri Rock Laboratory, Physics and Chemistry of the Earth, Vol. 29, pp. 3-15, 2003.

タイトルに関連する用語 (6件)： 幌延深地層研究計画 ,  地上 ,  調査 ,  研究 ,  段階 ,  地下水流動