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J-GLOBAL ID:200902291721840294   整理番号:09A0298545

関節がつながった化石標本として最古の硬骨魚類には顎口類の特徴が混在している

The oldest articulated osteichthyan reveals mosaic gnathostome characters
著者 (9件):
資料名:
巻: 458  号: 7237  ページ: 469-474  発行年: 2009年03月26日 
JST資料番号: D0193B  ISSN: 0028-0836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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硬骨魚類(硬骨魚と四肢類)の進化の歴史は,シルル紀のラドロウ世にまでさかのぼる。しかし,これらシルル紀の硬骨魚類はすべて,断片的な化石でしか証拠立てられていなかった。今回我々は,中国雲南省のラドロウ世の地層から極めてよく保存された原始的魚類を発見した。これは,顎口類(有顎脊椎動物)のほぼ完全な化石としては最古のものである。頭部より後方の骨格には,硬骨魚以外の顎口類と同様の原始的な胸帯と正中鰭棘があるが,冠系統硬骨魚類と同様の派生的な大型の鱗の複雑な配列もみられ,また,関節が連結していない状態のプサロレピス(Psarolepis)の化石標本から以前復元された,原始的な肉鰭魚類で頭部より後方にみられる特徴が,意外にも混在していることが実証された。この新しい分類群は,関節がつながった最古の肉鰭類として,硬骨魚類の起源と初期の分岐について知る手がかりとなり,条鰭魚類と肉鰭魚類の分岐が少なくとも4億1,900万年前以前であることを示している。Copyright Nature Publishing Group 2009
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古生代 
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