抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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山間部など基地局の電波が届きにくい弱電界エリアをカバーする800mHz帯FOMA用ブースタ装置で問題となる,対基地局用アンテナから放射した無線信号が対移動局用アンテナに入る回り込み現象を抑制するキャンセラ機能の効果について示した。同一の電柱に2つのアンテナが数メートル間隔で設置され,反射物との距離を変えた場合のアンテナ間結合量をすでに開発した2GHz帯用ブースタ装置と比較して計算し,キャンセラ機能の効果を示した。その結果,反射物との距離を800MHz帯で30mから10m,2GHz帯で約15mから数mにすることが可能となった。最後に,今回開発した800MHz帯FOMA用屋外ブースタ装置の基本仕様とキャンセラ機能による下り回線でのスペクトルの違いを示した。