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J-GLOBAL ID：200902291835384817   整理番号：09A0256262

アルミニウムと2214-T6合金に形成されたMAO表面層のミクロ構造と多孔性の3Dマイクロトモグラフィーキャラクタリゼーション

Microstructure and 3D microtomographic characterization of porosity of MAO surface layers formed on aluminium and 2214-T6 alloy

著者 (4件)： TILLOUS E.k. (Novelis-Foil Innovation Center, CRP. Lippmann 41, rue du Brill L-4422 Belvaux, Luxembourg) ,  TILLOUS E.k. (Lab. de Sci. et Genie des Surfaces (UMR CNRS-INPL 7570), Ecole des Mines-Parc de Saurupt-54042 NANCY Cedex, FRA) ,  TOLL-DUCHANOY T. (Lab. de Sci. et Genie des Surfaces (UMR CNRS-INPL 7570), Ecole des Mines-Parc de Saurupt-54042 NANCY Cedex, FRA) ,  BAUER-GROSSE E. (Lab. de Sci. et Genie des Surfaces (UMR CNRS-INPL 7570), Ecole des Mines-Parc de Saurupt-54042 NANCY Cedex, FRA)
資料名： Surface & Coatings Technology  (Surface & Coatings Technology)
巻： 203  号： 13  ページ： 1850-1855  発行年： 2009年03月25日 
JST資料番号： D0205C  ISSN： 0257-8972  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アルミニウム(純度99.999%)とその合金2214-T6に形成されたMAO皮膜のミクロ構造の微細特性をエネルギー分散方式分光(EDS)が付属した電界放射電子銃走査型電子顕微鏡(FEG-SEM)とX線マイクロトモグラフィー(XMT)で観察した。さらに,電流周波数(純アルミニウム)と基板の析出物の影響(2214-T6合金の場合)を調査した。アルミニウムとその合金2214-T6に形成されたMAO表層は,高多孔性の外層(いわゆる多孔質層)と低多孔性の内層(いわゆる緻密層)の2つの部品に分割できた。内層の多孔性はMAO層/基板界面に向かって増加した。電流の周波数が減少したときには,厚さと多孔性の両方が増加した。MAO皮膜の多孔性は,MAO皮膜/基板の界面付近での放電の形成の結果と考えることができる。2214-T6アルミニウム(3.9%Cu)という特殊な場合には,作用電極の表面に垂直を並んだ粗い非バルブ金属リッチの析出物が含まれていて放電効果の下での析出物の変態がMAO表層を突き抜けるような大きいチャンネルの生成を引起こすことがあった。後者は基材に向かう電解質種の多い層の局所的な形成を誘発した。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： アルミニウム ,  多孔性 ,  電界放出 ,  アルミニウム合金 ,  微細構造 ,  X線CT ,  銅含有合金 ,  電解質 ,  析出物 ,  *アノード酸化 ,  *酸化膜 ,  空隙率 ,  純金属 ,  基板
準シソーラス用語： AA2214 ,  *マイクロアーク酸化 ,  多孔質膜

分類 (2件)： 化成処理  (WC08050J) ,  酸化物薄膜  (BK14050P)

タイトルに関連する用語 (6件)： アルミニウム ,  MAO ,  表面層 ,  ミクロ構造 ,  多孔性 ,  3D