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J-GLOBAL ID：200902291951479574   整理番号：09A0171771

固体基板上の重合した脂質二分子膜: モルフォロジーと横方向の拡散の阻止

Polymerized Lipid Bilayers on a Solid Substrate: Morphologies and Obstruction of Lateral Diffusion

著者 (6件)： OKAZAKI Takashi (National Inst. of Advanced Industrial Sci. and Technol. (AIST), Ikeda, JPN) ,  INABA Takehiko (National Inst. of Advanced Industrial Sci. and Technol. (AIST), Ikeda, JPN) ,  TATSU Yoshiro (National Inst. of Advanced Industrial Sci. and Technol. (AIST), Ikeda, JPN) ,  TERO Ryugo (Inst. for Molecular Sci., Okazaki, JPN) ,  URISU Tsuneo (Inst. for Molecular Sci., Okazaki, JPN) ,  MORIGAKI Kenichi (National Inst. of Advanced Industrial Sci. and Technol. (AIST), Ikeda, JPN)
資料名： Langmuir  (Langmuir)
巻： 25  号： 1  ページ： 345-351  発行年： 2009年01月06日 
JST資料番号： A0231B  ISSN： 0743-7463  CODEN： LANGD5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 著者らが以前報告した光重合性のジアセチレンリン脂質(DiynePC)を用いた基板支持平面脂質二分子膜(SPB)について,高分子二分子膜ドメインのモルフォロジーおよび膜に関連した分子の横方向の拡散の阻害に関して定量的に研究を行った。原子間力顕微鏡観察から,重合したDiynePC二分子膜はナノサイズのドメインから形成されていることがわかった。重合した二分子膜と流体二分子膜の比は光重合のUV照射線量を変えて定量的に調節できる。流体二分子膜における脂質分子の横方向拡散係数は光退色後蛍光回復(FRAP)により測定し,基板上の高分子二分子膜ドメインの量と関連づけた。モデル膜のドメイン構造,脂質の組成および横方向のモビリティの制御により,生体膜の複雑な様相をまねたモデル膜を作製することが可能になると思われる。

シソーラス用語： *脂質二分子膜 ,  *モルフォロジー ,  *基板 ,  *光重合 ,  *リン脂質 ,  構造 ,  *横方向 ,  *拡散 ,  原子間力顕微鏡 ,  蛍光分析
準シソーラス用語： ドメイン構造 ,  光退色後蛍光回復

分類 (3件)： 脂質一般  (EB05010B) ,  液体の輸送現象一般  (BL06011A) ,  重合反応一般  (CG04010H)

物質索引 (1件)： [O-[1-O,2-O-ビス(1-オキソ-10,12-トリコサジイニル)-L-グリセロ-3-ホスホ]コリン]アニオン

タイトルに関連する用語 (7件)： 固体 ,  重合 ,  脂質二分子膜 ,  モルフォロジー ,  横方向 ,  拡散 ,  阻止