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J-GLOBAL ID：200902291956473469   整理番号：09A0062620

GISを用いた市街地の「水みちネットワーク」把握手法の開発-愛知県愛知郡長久手町を事例として-

DEVELOPMENT OF A METHOD TO VISUALIZE A “WATER PATH NETWORK” IN AN URBAN AREA USING GIS-A case of Nagakute-town, Aichi-

著者 (4件)： 井上薫 (名古屋大 大学院環境学研究科) ,  清水裕之 (名古屋大 大学院環境学研究科) ,  大月淳 (名古屋大 大学院環境学研究科) ,  村山顕人 (名古屋大 大学院環境学研究科)
資料名： 日本建築学会計画系論文集  (Journal of Architecture and Planning (Transactions of AIJ))
号： 635  ページ： 107-112  発行年： 2009年01月30日 
JST資料番号： Y0894A  ISSN： 1340-4210  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究は,建築・都市計画において豊かな水環境デザインが合理的に成されるための基盤として,地表水が道路を介した実際の流路を「水みち」,その網目状の集合を「水みちネットワーク」とよび,一行政区域においてこの水みちネットワークをGISを用いて把握する手法を提案した。対象を,愛知県愛知郡長久手町とした。対象町において今後の都市計画を練る上で,豊かな水環境水辺や生物多様性を考慮した水環境デザインを,どの地域にどういった性格をもって施すべきか検討するうえでの基礎的な指針となることが分かった。分析結果は,考案した一連の把握手法は,地理学・都市防災の観点からも新しいハザードマップの可能性を示した。

シソーラス用語： 地理情報システム ,  市街地 ,  *水路 ,  *ネットワーク ,  環境保全 ,  配置設計 ,  地表水 ,  チャネル ,  事例研究 ,  *愛知県 ,  土地利用 ,  道路 ,  小流域 ,  水収支 ,  ポテンシャル ,  ベクトル解析 ,  海面高度 ,  防災計画 ,  地図作成 ,  測定データ ,  *水みち
準シソーラス用語： GIS【地理】 ,  流路 ,  *長久手町

分類 (2件)： 水文学一般  (DC07010R) ,  景観  (RD04010N)

引用文献 (5件)：

• 石川幹子. 流域圏プランニングの時代-自然共生型流域圏・都市の再生. 2005
• 王尾和寿. 国土数値情報による流域を単位とした土地利用の解析. ランドスケープ研究. 2002, 58, 5, 169-172
• 小林優介. 小流域を単位とした森林分布の評価手法とその適用. 日本都市計画学会学術研究論文集. 2001, 271-276
• 山下英也. 小流域を単位とした緑地環境の分析に関する研究-鎌倉市神戸川を事例として-. 日本都市計画学会都市計画論文集. 2004, 39-3, 205-210
• 望月史子. リモートセンシングデータを用いた土地利用の集塊性把握の手法に関する研究. 日本建築学会計画系論文集. 2007, 617, 47-54

タイトルに関連する用語 (7件)： GIS ,  市街地 ,  水みち ,  把握 ,  手法 ,  開発 ,  愛知