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J-GLOBAL ID:200902291991797552   整理番号:09A0813883

アラビドプシスの粘質物分泌細胞においてAtBXL1はペクチン性アラビナン修正のために必要な2機能的β-D-キシロシダーゼ/α-L-アラビノフラノシダーゼをコードしている

AtBXL1 Encodes a Bifunctional β-D-Xylosidase/α-L-Arabinofuranosidase Required for Pectic Arabinan Modification in Arabidopsis Mucilage Secretory Cells
著者 (6件):
資料名:
巻: 150  号:ページ: 1219-1234  発行年: 2009年07月 
JST資料番号: C0606A  ISSN: 0032-0889  CODEN: PLPHA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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受粉後における胚珠外皮の分化は,粘質な種皮を含む特異的な細胞型を生成し,成熟種子の湿潤化は,種子を囲みその水和と発芽の促進を助ける親水性ゲルの放出をもたらしている。粘質物の放出が不規則で緩慢であり発芽が遅い新規の変異体を同定した。変異体種子の発育解析の結果,粘質物分泌細胞の形態に変化はなかったが,単糖類の量に変化があり,粘質物組成の異なることによる粘質物放出の欠陥を示唆した。色素体救済および変異体遺伝子のクローニングの結果,維管束発育中に作用する2機能的β-D-キシロシダーゼ/α-L-アラビノフラノシダーゼをコードするAtBXL1遺伝子のT-DNA挿入突然変異体であることがわかった。bxl1変異体種子に由来する粘質物および発育中の種皮の抗体染色による化学的/免疫学的解析の結果,(1→5)結合アラビナン類が増加し,BXL1が種皮においてα-L-アラビノフラノシダーゼとして作用していることを示した。このことは,bx11種子をα-L-アラビノフラノシダーゼで処理すると,粘質物放出が救済されることによっても支持された。これらの結果は,ラムノガラクツロナンIのアラビナン側鎖のトリミングが,正しい粘質物放出のために必要であることを示唆し,種皮の発育に作用するα-L-アラビノフラノシダーゼとしてのBXL1の新たな役割を明らかにした。
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物の生化学  ,  酵素一般  ,  遺伝子発現 

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