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J-GLOBAL ID：200902292158624993   整理番号：08A0773745

超急冷双極子ガスの多体物理における理論的進歩

Theoretical progress in many-body physics with ultracold dipolar gases

著者 (3件)： BARANOV M.a. (Van der Waals-Zeeman Inst., Univ. of Amsterdam, Valckenierstraat 65, 1018 XE Amsterdam, NLD) ,  BARANOV M.a. (Inst. for Qiuantum Optics and Quantum Information, Austrian Acad. of Sciences, Technikerstrasse 21a, 6020 Innsbruck, AUT) ,  BARANOV M.a. (Russian Res. Center Kurchatov Inst., Kurchatov Square 1, 123182 Moscow, RUS)
資料名： Physics Reports  (Physics Reports)
巻： 464  号： 3  ページ： 71-111  発行年： 2008年08月 
JST資料番号： A0800A  ISSN： 0370-1573  CODEN： PRPLCM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 分子ガスのトラッピングと冷却における最近の実験進歩により,双極子-双極子相互作用が主である量子ガスの学際分野で興味が湧き起こっている。双極子-双極子相互作用の特異的な物性と共に前例のない実験制御レベルにより,新しい物理現象と実際的応用を見出すユニークな可能性が得られる。このレビューでは,超急冷双極子ガス,フェルミオンとボソンの両者の理論研究における最近の成果を提示する。その様なシステムの多体性質について注目し,双極子-双極子相互作用,長距離および異方性の特性がどの様に集団挙動に影響し,新規な巨視的量子現象が生じる結果となるかを論じる。考察は空間的に均一でトラップされる場合をカバーし,平均場域(双極子Bose-Einstein凝縮体と超流動BCS対形成転移)と強相関域(光格子と回転トラップにおける双極子ガス)の両者における双極子ガスの性質解析を含む。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *双極子相互作用 ,  急冷 ,  *低温 ,  多体問題 ,  *フェルミオン ,  *ボソン ,  *気体 ,  超流動 ,  Bose-Einstein相関 ,  凝縮

分類 (1件)： 低温物理一般  (BL07010Q)

タイトルに関連する用語 (4件)： 急冷 ,  双極子 ,  物理 ,  理論