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J-GLOBAL ID:200902292246663435   整理番号:08A0299522

環境保全型農業と観光の経済循環システム構築に向けて-石垣島赤土流出防止対策コスト負担シミュレーション-

Towards construction of circular system for agriculture of environmental conservation and tourism~Simulation study of cost in prevention of red clay outflow at Ishigaki Island~
著者 (4件):
資料名:
巻: 63  号:ページ: 87-98  発行年: 2008年02月28日 
JST資料番号: F0830A  ISSN: 1347-0159  CODEN: GZKDBV  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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沖縄の海は重要な観光資源とみなすことができるが,以前から赤土流入による観光や生態系への影響が指摘されている。赤土流入とは沖縄特有の赤い色をした土壌が降雨により海へと流れ込むことであり,沖縄県においても沖縄県赤土等流出防止条例が平成6年に制定されるなどの対策が取られている。ここでは,1)農家が赤土対策を実施することによる新たな費用負担と所得の変化,および,2)どのようなタイプの農家がどの程度の影響を受けるのかを明らかにする,3)負担額を誰が担うのかについて,被害者負担原則及び協力原則の概念を用いて,環境による便益の受益者負担の可能性をシミュレーションにより探った。シミュレーションにおいては,赤土対策としてグリーンベルト設置,および緑肥実施に対して農家に新たに負担となるコストをいくつかの設定において推定した。また,便益移転の考え方に基づき西表島における支払い意志額(WTP; willingness to pay)の研究から石垣島における観光客の支払い意志額を推定した。その結果,対策実施により小規模農家及び筆数の多い農家ほど経営に影響を受けやすいことが明らかとなった。また対策実施コストのうち,最大80%を支払い意志額から補填することが可能であった。
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分類 (2件):
分類
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農業土木  ,  利益管理 

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