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J-GLOBAL ID：200902292267809200   整理番号：08A0722601

刺激応答環状成分のサイズに対する変化によるロタキサンのロッキング速度の高効率で可逆的な制御

Highly Effective and Reversible Control of the Rocking Rates of Rotaxanes by Changes to the Size of Stimulus-Responsive Ring Components

著者 (5件)： HIROSE Keiji (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  ISHIBASHI Kazuaki (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  SHIBA Yoshinobu (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  DOI Yasuko (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  TOBE Yoshito (Osaka Univ., Osaka, JPN)
資料名： Chemistry - European Journal  (Chemistry - European Journal)
巻： 14  号： 19  ページ： 5803-5811  発行年： 2008年 
JST資料番号： W0744A  ISSN： 0947-6539  CODEN： CEUJED  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ロッキング運動が外部刺激に対する応答で環状成分のサイズを変化させることを通して可逆的にスイッチするロタキサンを設計し合成した。ロタキサンの環状分子には振子のように揺れるメタフェニレンユニットと熱と光刺激に応答し環状成分のサイズを変える可逆的異性化を受けるジアントリレタンユニットを導入した。ロッキング速度を可変温度NMR分光法及び飽和転移実験によって定量的に検討した。ロタキサンの開いた形状と閉じた形状のロッキング速度の変化,特にフェニレンユニットに結合したイソプロポキシ基によるロタキサンの場合の変化を明らかにした。さらにロタキサンの開いた形状と閉じた形状の間のロッキング周波数の差は環状成分に結合した置換基の立体的及び電子的特性に依存して変化することが分かった。

シソーラス用語： *ロタキサン ,  *振動 ,  スイッチング ,  刺激 ,  応答 ,  分子素子 ,  置換基効果 ,  化学 ,  *ロッキング ,  超分子化学

分類 (1件)： 分子化合物  (CE02000C)

タイトルに関連する用語 (6件)： 刺激応答 ,  環状 ,  サイズ ,  ロタキサン ,  ロッキング ,  高効率